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【テク】日経平均テクニカル:マド埋め意識も強弱感が対立しやすい


日経平均は3日続伸で足元のボックスレンジを突破してきている。25日線が上値抵抗として意識されてはいるが、レンジを上放れつつあり、3月14日に空けたマド埋めが意識されてきている。ただし、一目均衡表では雲下限が位置しているほか、基準線なども心理的な抵抗として意識されやすく、強弱感が対立しやすいところ。また、雲下限を捉えたとしても、雲の中での推移が続けば、やはり強弱感の対立で方向感は掴みづらくなる。15160円辺りに位置している雲上限を明確にクリアできないと、遅行スパンの上方転換シグナルの発生はない。まずはマド埋め、雲下限を意識しつつも、いったんは達成感につながるかを見極める必要がある。

《KO》

 提供:フィスコ

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