【通貨】欧州為替:安倍首相発言で、極東の地政学的リスクによる円売り
27日のロンドン外国為替市場のドル・円は、安倍首相の発言を受けて、102円00銭から102円37銭まで上昇した。
ユーロ・ドルは、ウクライナ情勢への警戒感で、1.3774ドルから1.3741ドルまで下落した。
ユーロ・円は、140円33銭から140円90銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、英国2月の小売売上高が予想を上回ったことで、1.6555ドルから1.6640ドルまで上昇した。
ドル・スイスフランは、0.8851フランから0.8871フランで推移した。
[経済指標]
・ユーロ圏・2月マネーサプライM3:前年比+1.3%(前年比予想:+1.3%、1月:+1.2%)
・英・2月小売売上高:前月比+1.7%、前年比+3.7%(前月比予想:+0.5%、1月:-2.0%、+3.9%)
[要人発言]
・ロシア中央銀行
「3月21日週の外貨準備は、4866億ドル」
・国際通貨基金(IMF)
「ウクライナへ2年間で140-180億ドルを融資するプログラムに合意」
・安倍首相
「中国の海洋進出を東南アジアの国々は脅威と感じており、中国の姿勢を改めさせなければならない」
「ウクライナで起こっていることは、アジアでも起こりうる」
《MY》
提供:フィスコ