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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):セブン&アイ、京王ズHD、メッツ、菊池製作

■セブン&アイ <3382> 3,884円  +189 (+5.1%)   本日終値
 セブン&アイ <3382> が大幅続伸。日経新聞が27日付で「セブン-イレブン・ジャパンは西日本旅客鉄道(JR西日本)と提携し駅構内にコンビニエンスストアを出店する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、傘下のセブン-イレブン・ジャパンは今夏から順次、近畿、北陸、中国地方の各駅に約500ある既存店を5年以内に「セブンイレブン」に切り替えるという。競合店がなく、1日500万人の乗降客が利用する「駅ナカ」を手中に収めるとともに、手薄の西日本の店舗網をも一気に拡大できるとあって、コンビニ業界の勝ち組として業績拡大に弾みがつくとの期待が高まった。

■京王ズホールディングス <3731> 414円  +80 (+24.0%) ストップ高    本日終値
 26日、京王ズHD <3731> [東証M]に対し、光通信 <9435> が条件付きで1株555円でTOBを実施すると発表したことが買い材料。

■メッツ <4744> 64円  +6 (+10.3%)   本日終値
 26日に発表した「新たにオフィスビル1棟の管理を受託」が買い材料。

■丸運 <9067> 234円  +2 (+0.9%)   本日終値
 26日、丸運 <9067> が14年3月期の連結最終損益を従来予想の3000万円の黒字→6億7000万円の黒字(前期は1億0200万円の赤字)に22倍上方修正したことが買い材料。東京・港区に保有する賃貸ビルの売却に伴い、12.9億円の売却益を計上することが寄与する。

■菊池製作所 <3444> 4,030円  -1,000 (-19.9%) ストップ安    本日終値
 26日、菊池製作 <3444> [JQ] が14年4月期の連結経常損益を従来予想の2億6800万円の黒字→8600万円の赤字(前期は1億8000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。スマートフォンやコンパクトデジタルカメラなどの情報通信機器、精密電子機器分野における受注の低迷や、福島第1原子力発電所事故による福島工場の生産効率低下の影響を受ける。なお、第3四半期からは新規分野の介護ロボット、医療機器関連の受注が増加したものの、情報通信機器分野などの落ち込みを埋める規模には至らなかった。

■東エレデバ <2760> 1,338円  -248 (-15.6%)   本日終値  東証1部 下落率トップ
 26日、東エレデバ <2760> が、親会社の東エレク <8035> による212万株の売り出しと上限22万2600株とするオーバーアロットメントよる売り出しを発表したことから、需給悪化を懸念する売りが先行した。売り出し株数は最大で234万2600株となり、発行済み株式数の22.1%に相当する。売り出し価格は4月7日から10日までのいずれかの日に決定。同時に、63万6000株(発行済み株式総数の6.0%)を上限とした自社株買いを発表したが、買い材料視されなかった。

■アスカ <7227> 700円  -81 (-10.4%)   本日終値
 26日に決算を発表。「12-2月期(1Q)経常は47%減益で着地」が嫌気された。
 アスカ <7227> [名証2] が3月26日後場(15:00)に決算を発表。14年11月期第1四半期(13年12月-14年2月)の連結経常利益は前年同期比46.7%減の1.3億円に落ち込み、12-5月期(上期)計画の2.5億円に対する進捗率は4年平均の103.1%を下回る52.4%にとどまった。
  ⇒⇒アスカの詳しい業績推移表を見る

■大井電気 <6822> 197円  -5 (-2.5%)   本日終値
 26日、大井電気 <6822> [JQ] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の4.1億円→1.4億円(前期は8.2億円)に65.9%下方修正したことが売り材料。ネットワーク工事保守において、例年3月に集中する電力関連の通信線路工事、通信機器工事が予想より大幅に落ち込んだことによる売上高の減少が響く。

■鹿児島銀行 <8390> 628円  +23 (+3.8%)   本日終値
 26日に発表した「負ののれん発生益約14億円を計上」が買い材料。

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