【テク】日経平均テクニカル:配当落ち分102.42円のハードル
日経平均は反発。前日の価格レンジ内での推移であり、これまで同様、保ち合いレンジ内での方向感のない状況。ただし、緩やかではあるが下値を切り上げてきているほか、5日線が支持線に変わってきている。また、ボリンジャーバンドでは、-1σが支持線として機能しつつあり、中心値(25日)とのレンジに移行する可能性が出てきている。
一目均衡表では転換線が上値抵抗として機能しているが、これをクリアしてくるようだと、雲下限を意識したリバウンドの可能性が高まるだろう。MACDも緩やかだが、シグナルとの乖離が縮小してきており、陽転シグナル発生の可能性が出てきている。もっとも、遅行スパンの下方シグナルは継続。また、配当落ちによって概算で102.42円の下げが加わるため、ハードルは高そうである。落ち分を即日吸収する格好で、-1σをキープし、MACDが陽転できれば、目先はリバウンドのトレンドに入れるだろう。
《KO》
提供:フィスコ