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【材料】トライSTG---ブレインパッドと協業でマーケティング予算配分最適化サービスを開始


ダイレクトマーケティング支援のトライステージ<2178>は20日、ブレインパッド<3655>と協業し、マーケティング予算配分最適化サービス(仮称)の提供を4月1日より開始すると発表した。

同サービスは、これまで測定が困難とされていた「オフラインアトリビューション(テレビを見てWEBでの購入に至る貢献度)」を可視化することにより、広告主のマーケティング予算配分を最適化させる新しいサービスである。初年度で30社のサービス導入を目指すという。

昨今のPCやスマートフォンなどの普及によって、テレビを見てWEBで検索してECサイトで購入するなど、消費者が購買に至る経路が多様化しており、広告主が広告効果の測定や広告予算の最適化をすることが困難な状況が生じている。

このようななか、同社はビッグデータの分析を得意とするブレインパッドと共同で、ダイレクトビジネスを展開する複数の広告主について、テレビ、新聞、雑誌などのオフラインメディアとWEB購入との関係性を分析した。その結果、WEBでの購入に対するテレビの貢献度がWEB購入数全体の20%~70%に達することが明らかとなったほか、同貢献度を元に広告予算を最適配分することで、約10%~20%の広告投資対効果が改善することが示唆された。

同サービスを提供することにより、広告主は、オフライン・オンライン横断でのマーケティング施策の効果測定および出稿計画に取り組むことが可能となるほか、マーケティング活動における広告投資対効果の改善に寄与することが期待できるという。

同社は、ダイレクトマーケティングを実施する企業を包括的に支援する企業である。テレビ通販の番組枠やテレビCM枠をメディアより購入して、企画、制作、受注等の付加価値を付けてクライアント企業に販売している。

《FA》

 提供:フィスコ

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