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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三井住友トラ、ヤクルト、中国銀、ヤマトHD

■三井住友トラ <8309> 458円  +24 (+5.5%)   本日終値
 24日付の朝刊で「日本企業のアジアでのM&A支援へ3000億円規模の基金を立ち上げ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ヤクルト本社 <2267> 4,885円  +245 (+5.3%)   本日終値
 24日付の朝刊で「R&Iが発行体格付けを格上げ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■中国銀行 <8382> 1,272円  +54 (+4.4%)   本日終値
 20日、中国銀 <8382> が発行済み株式数の3.32%にあたる700万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は31日。

■ヤマトホールディングス <9064> 2,110円  +72 (+3.5%)   本日終値
 ヤマトHD <9064> が大幅反発。日経新聞が24日付で「ヤマトホールディングスは中国最大の物流会社、中国郵政集団(チャイナポスト)と提携し、日本企業の商品を中国全土に宅配するサービスを始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「中国の消費者がインターネット通販で購入した商品を最短3日で届ける」という。煩雑な税関手続きも同社が引き受けて配達の遅れを防ぎ、安定したサービスを提供するとしており、中国での宅配サービス拡大による業績への寄与を期待した買いが向かった。

■東邦亜鉛 <5707> 311円  +10 (+3.3%)   本日終値
 20日、東邦鉛 <5707> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→39億円に62.5%上方修正。一転して48.0%増益見通しとなったことが買い材料。円安による採算改善に加え、対米ドルでの豪ドル安や操業向上による豪鉱山子会社の損益改善が寄与する。

■マニー <7730> 4,000円  +105 (+2.7%)   本日終値
 20日、マニー <7730> が14年8月期上期(13年9月-14年2月)の連結経常利益を従来予想の16.9億円→20.6億円に21.9%上方修正。増益率が11.3%増→35.6%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。アイレス針関連やサージカル関連の販売が想定より伸び、売上が計画を11.6%も上回ったことが寄与。上期の増額分をほぼ上乗せする形で、通期の同利益も34.9億円→38.3億円に9.8%上方修正。増益率が6.8%増→17.2%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■船井電機 <6839> 1,017円  -75 (-6.9%)   本日終値  東証1部 下落率トップ
 20日、船井電 <6839> が14年3月期の連結経常損益を従来予想の21億円の黒字→25億円の赤字(前期は3.5億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。北米のテレビ市場で、同社が主力とする中間価格帯の製品の売れ行きが鈍り、昨秋ごろから想定以上の値下げを迫られ、在庫を今期中に売り切るため採算が大きく悪化することが響く。

■アールビバン <7523> 452円  +80 (+21.5%) ストップ高    本日終値
20日、アールビバン <7523> [JQ]が14年3月期の期末配当を5円→35円(前期は期末一括で10円)に7倍増額修正したことが買い材料。従来計画の普通配当5円に創立30周年記念配当30円を上乗せする。年間配当は40円になる。前日終値ベースの期末配当の利回りは9.4%に急上昇。配当権利付き最終日が間近なだけに、配当取り狙いの買いが殺到した。

■グローベルス <3528> 63円  +8 (+14.6%)   本日終値
 20日、グローベルス <3528> [東証2] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の1億円→2.5億円に2.6倍上方修正。一転して59.9%増益見通しとなったことが買い材料。マンション販売が想定より大きく伸び、売上が計画を15%も上回ることが利益を押し上げる。同時に、水道などの地下埋設工事を手掛ける機動建設工業を4.5億円で買収したと発表したことも好感された。

■丸誠 <2434> 705円  +82 (+13.2%) 一時ストップ高    本日終値
 20日に発表した「高砂熱が株式交換で完全子会社化」が買い材料。

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