【テク】日経平均テクニカル:まずは-1σレベルでの底堅めをみせたい
日経平均は荒い値動きをみせたが、結局は5日線を挟んでの推移であり、ボリンジャーバンドでは、-1σを挟んでの中心値(25日)と-2σとのレンジ。マド下限を捉えてきたことでマド埋めが意識される局面もみられたが、陰線形成で十字足に近い形状となった。ただ、マド埋めを試す動きのほか、25日線を窺う可能性が出てきたこともあり、まずは-1σレベルでの底堅めをみせておきたいところ。再度-2σを窺う展開となる局面では、2月安値を試してくる可能性がある。
一方、一目均衡表では基準線、転換線が14560円辺り、雲下限が14815円辺りに位置しており、これを試してくるかが注目される。現時点で下に空いているマドが14660-14790円辺りであり、ギャップ・アップで下にアイランド・リバーサル形状を作りたいところである。
《KO》
提供:フィスコ