【テク】日経平均テクニカル:パラボリック、MACDが陰転シグナルを発生
日経平均は大幅続落となり、約1ヶ月ぶりの安値水準をつけている。一目均衡表では雲のねじれのタイミングで突破できず、雲下限に上値を抑えられる形状が続いていたが、この雲を大きく下放れる形状となった。遅行スパンは2月安値水準に位置しているため、まだ上方シグナルを維持しているが、大幅な切り返しをみせられないと、週初にも下方転換シグナルが発生する。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ内での推移。
パラボリックはSAR値にタッチしたことで陰転シグナルを発生。MACDもシグナルとの交差で陰転シグナルを発生させている。新値足は3本足が陰転している。これをダマシにするには早期に終値で15275円辺りを回復させることが必要。ハードルの高さから、もう一段の調整が意識されてくる。
《KO》
提供:フィスコ