【テク】日経平均テクニカル:2月安値をボトムとしたレンジ下限に接近
日経平均は小動き。25日線が支持線として機能しているが、一目均衡表の転換線や雲下限が上値の重しとなるなか、狭いレンジ内でのこう着だった。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジで推移。2月安値をボトムとした上昇ボックスラインの下限に接近してきているほか、5日に空けたマド下限である14750円辺りに接近しており、リバウンドが意識されるタイミングではある。しかし、雲下限が上値抵抗として機能する局面においては、リバウンド基調は強まりづらいだろう。雲下限は14920円辺りに位置しており、目先的には100円程度のリバウンドを意識か。もっとも、来週末には14750円辺りまでの切り下がりをみせてくる。雲下限に沿ったこう着が続くようだと、現在の上昇ボックスラインも崩れてくる。26週線も支持線に変わるのを見極める必要があり、神経質さが伝わるトレンド形成になりそうだ。
《KO》
提供:フィスコ