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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（1）：エムスリー、太洋基礎、Ｊストリーム、オリコン
■エムスリー <2413> 329,000円 +13,500 (+4.3％) 本日終値 東証１部 上昇率9位
12日、エムスリー <2413> が未定としていた14年3月期の期末一括配当は1300円実施し、前期に比べ100円増配する方針を示したことが好感された。業績好調や資金需要などを踏まえ、株主還元の拡大に踏み切る。同時に、3月末割当での1→200株の株式分割と100株の単元株制度の採用を発表。最低投資金額が2分の1になることから、投資家層の拡大などを期待する買いも向かった。
■日立金属 <5486> 1,521円 +8 (+0.5％) 本日終値
12日、日立金 <5486> がレアアース(希土類)磁石の生産過程で発生する加工くずから、レアアースと鉄を回収できる新しいリサイクル方法を開発したと発表したことが買い材料視された。発表によると、レアアースを高い回収率で回収できるだけでなく、環境への負荷を抑え、これまで埋め立て処理をしていた鉄くずも再利用可能な銑鉄として回収することが可能としており、レアアースの効率的な回収技術に期待した買いが向かった。
■帝人 <3401> 257円 +1 (+0.4％) 本日終値
帝人 <3401> が反発。日経新聞が13日付で「帝人は年内にも就航する欧州エアバスの次世代中型機に炭素繊維の複合材を供給する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「航空機の骨格に当たる1次構造材に初めて採用される見通し」という。炭素繊維シェア首位の東レ <3402> は米ボーイングとの関係を強化しており、同社はエアバスに基幹部材を供給することで対抗するとしており、炭素繊維複合材のシェア拡大による業績への寄与を期待した買いが向かった。
■ハイデイ日高 <7611> 1,998円 +3 (+0.2％) 本日終値
ハイデ日高 <7611> は反発。日経新聞が13日付で「ハイデイ日高は、2015年2月期の単独営業利益が40億円弱と前期推定実績に比べて4％増える見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「低価格のアルコール類を提供して引き続き夜間のサラリーマンらの支持を集めるほか、出店も増やす」という。消費増税の影響は比較的短期間で一巡しそうとの見方で、業績好調を好感した買いが向かった。
■太洋基礎工業 <1758> 1,200円 +195 (+19.4％) 一時ストップ高 本日終値
12日、太洋基礎 <1758> [ＪＱ] が14年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.1億円→10.4億円に29.3％上方修正。増益率が45.4％増→88.0％増に拡大し、従来の13期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。特殊土木事業で大型工事や難易度の高い工事が順調に進んだことに加え、消費増税前の駆け込み需要などを追い風に戸建て住宅の地盤改良工事が大きく伸び、売上が計画を9.4％上回ったことが利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが10.2倍→7.2倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■Ｊストリーム <4308> 534円 +80 (+17.6％) ストップ高 本日終値
12日、Ｊストリーム <4308> [東証Ｍ]がプレミアム動画配信プラットフォーム「J-Stream MediaLize(Mz)」の提供を開始したと発表したことが買い材料。Mzは、海外の大手メディアや大企業に採用され定評のある米国ピクセル社の製品を日本市場向けに最適化した高機能動画配信サービスで、高度な拡張性やカスタマイズ性に加え、動画広告などのマネタイズ機能を有する。すでに国内の大手メディアや通信事業者、製造業各社への採用が決定し、サービス開始に向けた準備が進行中としており、今後の業績への貢献に期待する買いが殺到した。
■オリコン <4800> 589円 +86 (+17.1％) 一時ストップ高 本日終値
11日、オリコン <4800> [ＪＱ]が、再生可能エネルギー発電事業を手掛ける子会社のオリコン・エナジーが金属加工の日本素材からマグネシウム燃料電池関連の特許を譲り受けると発表したことが引き続き買い材料視された。前日のストップ高に続き本日も一時ストップ高。
■システクアイ <2345> 1,130円 +150 (+15.3％) ストップ高 本日終値
12日、システクアイ <2345> [東証Ｍ]が従来無配としていた14年3月期の期末一括配当を7円実施し、4期ぶりに復配する方針を示したことが買い材料。今期は4期ぶりに経常黒字を確保する見通しであることを踏まえ、復配に踏み切る。
■アサンテ <6073> 980円 +24 (+2.5％) 本日終値
12日、アサンテ <6073> [東証２]が株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。3月末、9月末に100株以上保有の株主を対象に、三菱UFJニコスギフトカード1000円分を贈呈する。なお、同社は14年3月期に期末一括配当25円を実施の予定。権利付き最終日が間近に迫っているだけに、配当・優待取り狙いの買いが向かった。
■山王 <3441> 403円 -100 (-19.9％) ストップ安 本日終値
12日に決算を発表。「上期経常が赤字転落で着地・11-1月期も赤字転落」が嫌気された。
山王 <3441> [ＪＱ] が3月12日大引け後(15:30)に決算を発表。14年7月期第2四半期累計(13年8月-14年1月)の連結経常損益は1600万円の赤字(前年同期は2100万円の黒字)に転落した。
⇒⇒山王の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
12日、エムスリー <2413> が未定としていた14年3月期の期末一括配当は1300円実施し、前期に比べ100円増配する方針を示したことが好感された。業績好調や資金需要などを踏まえ、株主還元の拡大に踏み切る。同時に、3月末割当での1→200株の株式分割と100株の単元株制度の採用を発表。最低投資金額が2分の1になることから、投資家層の拡大などを期待する買いも向かった。
■日立金属 <5486> 1,521円 +8 (+0.5％) 本日終値
12日、日立金 <5486> がレアアース(希土類)磁石の生産過程で発生する加工くずから、レアアースと鉄を回収できる新しいリサイクル方法を開発したと発表したことが買い材料視された。発表によると、レアアースを高い回収率で回収できるだけでなく、環境への負荷を抑え、これまで埋め立て処理をしていた鉄くずも再利用可能な銑鉄として回収することが可能としており、レアアースの効率的な回収技術に期待した買いが向かった。
■帝人 <3401> 257円 +1 (+0.4％) 本日終値
帝人 <3401> が反発。日経新聞が13日付で「帝人は年内にも就航する欧州エアバスの次世代中型機に炭素繊維の複合材を供給する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「航空機の骨格に当たる1次構造材に初めて採用される見通し」という。炭素繊維シェア首位の東レ <3402> は米ボーイングとの関係を強化しており、同社はエアバスに基幹部材を供給することで対抗するとしており、炭素繊維複合材のシェア拡大による業績への寄与を期待した買いが向かった。
■ハイデイ日高 <7611> 1,998円 +3 (+0.2％) 本日終値
ハイデ日高 <7611> は反発。日経新聞が13日付で「ハイデイ日高は、2015年2月期の単独営業利益が40億円弱と前期推定実績に比べて4％増える見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「低価格のアルコール類を提供して引き続き夜間のサラリーマンらの支持を集めるほか、出店も増やす」という。消費増税の影響は比較的短期間で一巡しそうとの見方で、業績好調を好感した買いが向かった。
■太洋基礎工業 <1758> 1,200円 +195 (+19.4％) 一時ストップ高 本日終値
12日、太洋基礎 <1758> [ＪＱ] が14年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.1億円→10.4億円に29.3％上方修正。増益率が45.4％増→88.0％増に拡大し、従来の13期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。特殊土木事業で大型工事や難易度の高い工事が順調に進んだことに加え、消費増税前の駆け込み需要などを追い風に戸建て住宅の地盤改良工事が大きく伸び、売上が計画を9.4％上回ったことが利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが10.2倍→7.2倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■Ｊストリーム <4308> 534円 +80 (+17.6％) ストップ高 本日終値
12日、Ｊストリーム <4308> [東証Ｍ]がプレミアム動画配信プラットフォーム「J-Stream MediaLize(Mz)」の提供を開始したと発表したことが買い材料。Mzは、海外の大手メディアや大企業に採用され定評のある米国ピクセル社の製品を日本市場向けに最適化した高機能動画配信サービスで、高度な拡張性やカスタマイズ性に加え、動画広告などのマネタイズ機能を有する。すでに国内の大手メディアや通信事業者、製造業各社への採用が決定し、サービス開始に向けた準備が進行中としており、今後の業績への貢献に期待する買いが殺到した。
■オリコン <4800> 589円 +86 (+17.1％) 一時ストップ高 本日終値
11日、オリコン <4800> [ＪＱ]が、再生可能エネルギー発電事業を手掛ける子会社のオリコン・エナジーが金属加工の日本素材からマグネシウム燃料電池関連の特許を譲り受けると発表したことが引き続き買い材料視された。前日のストップ高に続き本日も一時ストップ高。
■システクアイ <2345> 1,130円 +150 (+15.3％) ストップ高 本日終値
12日、システクアイ <2345> [東証Ｍ]が従来無配としていた14年3月期の期末一括配当を7円実施し、4期ぶりに復配する方針を示したことが買い材料。今期は4期ぶりに経常黒字を確保する見通しであることを踏まえ、復配に踏み切る。
■アサンテ <6073> 980円 +24 (+2.5％) 本日終値
12日、アサンテ <6073> [東証２]が株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。3月末、9月末に100株以上保有の株主を対象に、三菱UFJニコスギフトカード1000円分を贈呈する。なお、同社は14年3月期に期末一括配当25円を実施の予定。権利付き最終日が間近に迫っているだけに、配当・優待取り狙いの買いが向かった。
■山王 <3441> 403円 -100 (-19.9％) ストップ安 本日終値
12日に決算を発表。「上期経常が赤字転落で着地・11-1月期も赤字転落」が嫌気された。
山王 <3441> [ＪＱ] が3月12日大引け後(15:30)に決算を発表。14年7月期第2四半期累計(13年8月-14年1月)の連結経常損益は1600万円の赤字(前年同期は2100万円の黒字)に転落した。
⇒⇒山王の詳しい業績推移表を見る
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