米株
【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（1）：Ｍスター、ラウンドワン、日鋳造、Ｅキャッシュ
■モーニングスター <4765> 358円 +27 (+8.2％) 本日終値
11日、Ｍスター <4765> [ＪＱ]が非開示だった14年3月期の連結経常利益が前期比28.7％増の11億円を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しと発表したことが買い材料。投信市場の活況に伴いウェブサイトの閲覧者が増え、広告収入が伸びることや、金融機関向けに提供するファンドデータの販売も好調に推移する。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当も4.2円(前期は1000円)実施する方針とし、13年6月に実施した1→300の株式分割を考慮すると、実質26％増配となることも好感された。
■ラウンドワン <4680> 876円 +5 (+0.6％) 本日終値
ラウンドワン <4680> が4日続伸。日経新聞が12日付で「ラウンドワンは2016年3月までに米国でボウリング場を核とする複合遊戯施設を現在の5倍の15店程度に増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると「米国のボウリング市場は約70億ドル(約7140億円)で日本のおよそ9倍。若者から高齢者まで利用者層が広く、10年の進出から客数を伸ばしている」という。積極出店よる米国事業の売上拡大を期待した買いが向かった。
■日本鋳造 <5609> 293円 +80 (+37.6％) ストップ高 本日終値
10日後場立会中に日鋳造 <5609> [東証２]が、究極の「熱膨張ゼロの合金材料」の実用化に成功したと発表したことが引き続き買い材料視された。開発したのは「LEX-ZERO(レックス ゼロ)」で、20-80度の温度領域で究極の低熱膨張性を実現する一方、既存の鋼材系や非金属系のゼロ膨張材料に比べて形状や寸法の自由度に優れる。材料の熱変形に起因する精度誤差を解消できるため、半導体製造・検査装置や液晶製造装置、超精密・微細加工、精密光学機器など幅広い分野での利用が期待できるとあって、業績への貢献に期待する買いが殺到した。
■イー・キャッシュ <3840> 16,680円 +3,000 (+21.9％) ストップ高 本日終値
事業再生を目的としたＥキャッシュ <3840> [東証Ｍ]の総額10億円のエクイティファイナンスをＯａｋ <3113> [東証２]が引き受ける。債務超過の解消や財務基盤の強化、成長戦略の構築を狙う。
■オリコン <4800> 503円 +80 (+18.9％) ストップ高 本日終値
11日、オリコン <4800> [ＪＱ]が、再生可能エネルギー発電事業を手掛ける子会社のオリコン・エナジーが金属加工の日本素材からマグネシウム燃料電池関連の特許を譲り受けると発表したことが買い材料。マグネシウム燃料電池関連では東北大学、独立行政法人産業技術総合研究所、日本素材の3者が共同で6件の国内特許出願を行っており、オリコン･エナジーは特許を受ける権利のうち日本素材の持ち分全てを取得する。知的財産権の機動的な活用により、マグネシウム燃料電池の製品化に向けた取り組みを加速する。なお、譲渡金額は非公表。子会社によるマグネシウム空気電池の共同開発を材料に3月上旬に急騰を演じた不二サッシ <5940> [東証２]の連想も働き買いが殺到した。
■日本出版貿易 <8072> 148円 +23 (+18.4％) 一時ストップ高 本日終値
11日、出版貿 <8072> [ＪＱ]が従来無配としていた期末一括配当を3円実施し、8期ぶりに復配する方針としたことが好感された。同社では07年3月期以降無配を続けていたが、財務体質の改善と収益力の強化に取り組み、今期業績や今後の事業展開などを総合的に勘案し、14年3月期の期末配当を１株当たり3円に修正することとした。同時にメディア事業の輸入盤全般が円安による影響を受けたことにより、14年3月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字→5000万円の黒字(前期は6900万円の赤字)に下方修正したが悪材料視されなかった。
■エフ・ジェー・ネクスト <8935> 551円 +27 (+5.2％) 本日終値 東証１部 上昇率3位
11日、ＦＪネクスト <8935> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の44.5億円→52億円に16.9％上方修正。増益率が16.5％増→36.1％増に拡大し、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。投資用ワンルームマンションの販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが6.5倍→5倍と同セクターで最低水準に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。
■クロップス <9428> 639円 +17 (+2.7％) 本日終値
11日、東証がクロップス <9428> [東証２]を18日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
株探ニュース
11日、Ｍスター <4765> [ＪＱ]が非開示だった14年3月期の連結経常利益が前期比28.7％増の11億円を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しと発表したことが買い材料。投信市場の活況に伴いウェブサイトの閲覧者が増え、広告収入が伸びることや、金融機関向けに提供するファンドデータの販売も好調に推移する。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当も4.2円(前期は1000円)実施する方針とし、13年6月に実施した1→300の株式分割を考慮すると、実質26％増配となることも好感された。
■ラウンドワン <4680> 876円 +5 (+0.6％) 本日終値
ラウンドワン <4680> が4日続伸。日経新聞が12日付で「ラウンドワンは2016年3月までに米国でボウリング場を核とする複合遊戯施設を現在の5倍の15店程度に増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると「米国のボウリング市場は約70億ドル(約7140億円)で日本のおよそ9倍。若者から高齢者まで利用者層が広く、10年の進出から客数を伸ばしている」という。積極出店よる米国事業の売上拡大を期待した買いが向かった。
■日本鋳造 <5609> 293円 +80 (+37.6％) ストップ高 本日終値
10日後場立会中に日鋳造 <5609> [東証２]が、究極の「熱膨張ゼロの合金材料」の実用化に成功したと発表したことが引き続き買い材料視された。開発したのは「LEX-ZERO(レックス ゼロ)」で、20-80度の温度領域で究極の低熱膨張性を実現する一方、既存の鋼材系や非金属系のゼロ膨張材料に比べて形状や寸法の自由度に優れる。材料の熱変形に起因する精度誤差を解消できるため、半導体製造・検査装置や液晶製造装置、超精密・微細加工、精密光学機器など幅広い分野での利用が期待できるとあって、業績への貢献に期待する買いが殺到した。
■イー・キャッシュ <3840> 16,680円 +3,000 (+21.9％) ストップ高 本日終値
事業再生を目的としたＥキャッシュ <3840> [東証Ｍ]の総額10億円のエクイティファイナンスをＯａｋ <3113> [東証２]が引き受ける。債務超過の解消や財務基盤の強化、成長戦略の構築を狙う。
■オリコン <4800> 503円 +80 (+18.9％) ストップ高 本日終値
11日、オリコン <4800> [ＪＱ]が、再生可能エネルギー発電事業を手掛ける子会社のオリコン・エナジーが金属加工の日本素材からマグネシウム燃料電池関連の特許を譲り受けると発表したことが買い材料。マグネシウム燃料電池関連では東北大学、独立行政法人産業技術総合研究所、日本素材の3者が共同で6件の国内特許出願を行っており、オリコン･エナジーは特許を受ける権利のうち日本素材の持ち分全てを取得する。知的財産権の機動的な活用により、マグネシウム燃料電池の製品化に向けた取り組みを加速する。なお、譲渡金額は非公表。子会社によるマグネシウム空気電池の共同開発を材料に3月上旬に急騰を演じた不二サッシ <5940> [東証２]の連想も働き買いが殺到した。
■日本出版貿易 <8072> 148円 +23 (+18.4％) 一時ストップ高 本日終値
11日、出版貿 <8072> [ＪＱ]が従来無配としていた期末一括配当を3円実施し、8期ぶりに復配する方針としたことが好感された。同社では07年3月期以降無配を続けていたが、財務体質の改善と収益力の強化に取り組み、今期業績や今後の事業展開などを総合的に勘案し、14年3月期の期末配当を１株当たり3円に修正することとした。同時にメディア事業の輸入盤全般が円安による影響を受けたことにより、14年3月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字→5000万円の黒字(前期は6900万円の赤字)に下方修正したが悪材料視されなかった。
■エフ・ジェー・ネクスト <8935> 551円 +27 (+5.2％) 本日終値 東証１部 上昇率3位
11日、ＦＪネクスト <8935> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の44.5億円→52億円に16.9％上方修正。増益率が16.5％増→36.1％増に拡大し、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。投資用ワンルームマンションの販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが6.5倍→5倍と同セクターで最低水準に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。
■クロップス <9428> 639円 +17 (+2.7％) 本日終値
11日、東証がクロップス <9428> [東証２]を18日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
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