【テク】日経平均テクニカル:強弱感が対立しやすいところでの想定内の一服か
日経平均は反落。直近の上昇に対する調整となったが、5日線を上回っての推移。また、ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジでの推移。バンドが拡大傾向にあるため、バンドに沿った緩やかなリバウンドの継続が意識される。
一目均衡表では雲のねじれのタイミングであり、薄いところだったが突破とはならず。ただ、跳ね返されたわけではないため、強弱感が対立しやすいところでの想定内の一服か。遅行スパンは実線が切り下がりをみせるところであり、上方転換シグナル発生の可能性が高い。明日の雲は13577-15467円辺りでの推移となるが、その翌日には15073-15164円に切り下がるため、現在の価格レンジでの底堅さが見られれば、雲を突破してくる可能性は十分あるだろう。雲突破を見極めるところ。
《KO》
提供:フィスコ