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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):アルチザ、大泉製、小野測器、日コンピュタ

■アルチザネットワークス <6778> 1,008円  +116 (+13.0%)   本日終値
 6日に決算を発表。「上期経常が黒字浮上で着地・11-1月期も黒字浮上」が好感された。
 アルチザ <6778> [東証M] が3月6日大引け後(15:00)に決算を発表。14年7月期第2四半期累計(13年8月-14年1月)の連結経常損益は3億2800万円の黒字(前年同期は1億9000万円の赤字)に浮上し、通期計画の4億2400万円に対する進捗率は77.4%となった。
  ⇒⇒アルチザネットワークスの詳しい業績推移表を見る

■大泉製作所 <6618> 215円  +10 (+4.9%)   本日終値
 6日、大泉製 <6618> [東証M]が、国内主力工場である子会社のセンサ工業が建設した青森県五戸町の新工場が4月から本格稼働を始めると発表したことが買い材料。新工場には、中国工場から国内家電メーカー向けの温度センサの生産を移管する。五戸工場の生産能力は中国工場での日本向け生産量の約40%だが、移管が容易な製品を優先しており、取引先と協議のうえ国内生産を進めていく方針。収益低下の大きな要因となっていた中国における人件費上昇や為替変動リスクに左右されずに、生産管理やタイムリーな製品納入が行えるとあって業績改善に期待する買いが向かった。

■小野測器 <6858> 477円  +8 (+1.7%)   本日終値
 6日、小野測器 <6858> が発行済み株式数の3.57%にあたる100万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は18日。

■日コンピュタ <9709> 309円  -9 (-2.8%)   本日終値
 6日、日コンピュタ <9709> [東証2] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の5億円→1.3億円(前期は2.7億円)に74%下方修正し、一転して52%減益見通しとなったことが売り材料。コスト構造改革の成果は継続して上がっているものの、研究開発費の増加や不採算プロジェクトの影響に加え、持分法適用関連会社に対する投資損失による営業外費用の計上が響く。業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→3円(前期は6円)に減額修正したことも悪材料視された。

■三菱鉛筆 <7976> 2,700円  +110 (+4.3%)   本日終値
 7日付の朝刊で「主力ボールペンを2倍増産、年2億本」と一部報じられたことが買い材料視された。

■三井造船 <7003> 223円  +8 (+3.7%)   本日終値
 7日付の朝刊で「主力ボールペン『ジェットストリーム』の生産能力を2倍、年2億本に」と一部報じられたことが買い材料視された。

■フルスピード <2159> 1,174円  +26 (+2.3%)   本日終値
 6日に発表した「ソーシャル・リスニング・ツール開発」が買い材料。
 ソーシャル・メディア・マーケティング市場に本格進出。ネット上のブログ、ニュース、Twitter、TVメタデータなどのビッグデータから、消費者の口コミ情報を分析できるソーシャル・リスニング・ツールを独自開発。

■ニッパツ <5991> 1,071円  +14 (+1.3%)   本日終値
 7日付の朝刊で「欧州本格進出へ。バネ製品生産」と一部報じられたことが買い材料視された。

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