【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月7日記)
日経平均株価は、昨日の価格が一気に2月25日高値の1万5094円を突破し、昨晩の円安から本日も上昇を継続する公算であることから、現在が勢いの強い上げ場面へ入っていると考えられます。
これでようやく戻り高値をつけるまでの展開が見えてきました。今日、当面の動き方を書いてしまうと、来週からは、しばらく書くことがなくなりそうです。
今後は、「目先の上昇が1万5800円以上、1万6500円以下の範囲まで上げる」「その後、651円幅の調整を経過する」「再度高値を更新する上げ場面を経過し、高値を若干超えた地点で上昇が終了する」「上昇の終点は3月末から4月上旬頃につける」という展開が考えられます。
ちなみに、NYダウは、1万6900ドル前後(あと500ドル程度)が上値の目安となっています。こちらは、小幅なジグザグを繰り返しながら3月下旬から4月上旬までに目標値へ到達し、上昇が終了すると考えられます。
情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)