市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):菊池製作、JCLバイオ、ユーシン、オプトロム

■菊池製作所 <3444> 4,350円  +700 (+19.2%) ストップ高    本日終値
 27日、菊池製作 <3444> [JQ]が簡易装着式の筋力補助装置「マッスルスーツ」の商品化を目的に、同装置の開発を進めてきた東京理科大の小林宏教授とともに子会社を設立すると発表したことが買い材料。「マッスルスーツ」は空気圧を動力とした人工筋肉により、背筋力を補うことで腰への負担を軽減。介護現場や物流・工場などの重量物取り扱い作業において腰痛予防や改善などの効果が期待されている。また、日刊工業新聞が28日付で「サイバーダインは、欧州に続き米国や日本でも、装着型ロボット『HAL』や関連機器の医療機器認証、および介護保険適用に向けた取り組みを始めた」と報じたことも、介護関連ロボット関連である同社株への刺激材料となった。同社の発表と報道を受けて、ヒーハイスト <6433> [JQ]やセック <3741> [JQ]、ハーモニック <6324> [JQ]などのロボット関連株も高い。

■JCLバイオアッセイ <2190> 504円  +49 (+10.8%) 一時ストップ高    本日終値
 27日、シミックが同社が発行する第三者割当増資の全株式を取得し、持ち分法適用会社化すると発表したことが材料視された。

■ユーシン <6985> 663円  +38 (+6.1%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 27日、ユーシン <6985> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.34%にあたる100万株(金額で7億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月3日から24日まで。同時に、中国子会社が保有する遊休化した旧工場の土地と建物の譲渡に伴い、14年11月期第3四半期決算において特別利益4.28億円が発生する見通しと発表したことも好感された。

■オプトロム <7824> 20円  +1 (+5.3%)   本日終値
 27日に発表した「新規2事業を開始」が買い材料。
 新規事業を開始。有限会社パルテックと提携し、高栄養飼料製造業を始める。また、除染事業にも参入。

■Sシャワー <4838> 426円  -38 (-8.2%)   本日終値
 27日に業績修正を発表。「今期経常を一転41%減益に下方修正」が嫌気された。
 Sシャワー <4838> [JQ] が2月27日大引け後(16:50)に業績修正を発表。14年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→2億0100万円(前期は3億4100万円)に49.8%下方修正し、一転して41.1%減益見通しとなった。
  ⇒⇒Sシャワーの詳しい業績推移表を見る

■三晃金属工業 <1972> 270円  +6 (+2.3%)   本日終値
 28日に発表した「三晃金属工業、自社株買いの実施を発表」が買い材料視された。
 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
  ⇒⇒三晃金属工業の会社開示情報を見る

■ジーンテクノサイエンス <4584> 2,420円  +34 (+1.4%)   本日終値
 27日に発表した「中国社とヘルスケア関連で提携交渉」が買い材料。
 野生種朝鮮人参の最大市場シェアを持つ中国の大手製薬企業であるGlobal Pharm Holdings Group Inc.とヘルスケア関連事業で業務提携交渉を開始。

■住友大阪セメント <5232> 392円  +5 (+1.3%)   本日終値
 28日付の朝刊で「北関東でセメントの貯蔵能力15%増」と一部報じられたことが買い材料視された。

■日本合成化学工業 <4201> 834円  -9 (-1.1%)   本日終値
 27日に業績修正を発表。「今期最終を22%下方修正」が嫌気された。
 日合成 <4201> が2月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。14年3月期の連結最終利益を従来予想の107億円→83.2億円(前期は81.5億円)に22.2%下方修正し、増益率が31.2%増→2.0%増に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒日本合成化学工業の詳しい業績推移表を見る

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均