【テク】日経平均テクニカル:26週線レベルでの攻防が続く
日経平均は小幅続落。25日線は上回って推移しているが、同線は下向きで推移しているため、トレンドは弱い。2/5安値をボトムとした緩やかなリバウンドは続いているが、レンジの下限に到達している。26週線の攻防が続いているが、同線を支持線として確認できるまでは、トレンド転換は厳しいだろう。
ボリンジャーバンドはバンドが収れんしているなかで、中心値(25日)と+1σとのレンジでの推移。一目均衡表では基準線を下回っているが、来週以降には雲が切り上がりをみせ、ねじれを起してくるため、雲下限に張り付く格好での底堅さをみせたいところ。そうなると、来週にも遅行スパンが上方転換シグナルを発生させてくる可能性がある。また、5日、25日線との短期ゴールデンクロス示現で、今後は上昇する5日線に沿った下値切り上げをみせられるかがポイントになろう。
《KO》
提供:フィスコ