【材料】横河電機が3連騰、「化学品原料がシェールガスに切り替わりつつある」と報道・・
横河電 <6841> が大幅高で3連騰。3日以来3週間ぶりに1600円台を回複してきた。25日付けの日本経済新聞朝刊が「新しい天然ガスのシェールガスから、樹脂や塗料の原料を製造する技術開発が相次いでいる。石油から安価なガス(シェールガス)へ原料が切り替わりつつあり、国内の企業や研究機関がいち早く製造法を刷新する」と報じたことから、米国でのシェールガス開発に絡み新興国や資源国向けなど海外向けに売上高の87%(2013年4-12月期)を占めるプラント制御機器事業が伸びている同社株を見直す買いが広がっているもよう。
シェールガス生産拡大に伴い、液化天然ガス(LNG)プラントや化学プラントなどの新設計画が相次いでいることから、北米向け制御器事業売上高が伸張。同社連結経常利益は11年3月期に一気に大増益を達成した後も連続大幅増益基調にあり、今14年3月期は前年同期比28%増の230億円予想と大きく落ち込んだ10年3月期の2.3億円から100倍増の見通しとなっている(過去最高は07年3月期の296億円)。
シェールガスは100年以上も前から生産されていたが、2000年代に入り採掘技術が確立され、米国では一気に生産量が増加。直近では、「シェールガス革命」と呼ばれ市場の話題となってきた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)
シェールガス生産拡大に伴い、液化天然ガス(LNG)プラントや化学プラントなどの新設計画が相次いでいることから、北米向け制御器事業売上高が伸張。同社連結経常利益は11年3月期に一気に大増益を達成した後も連続大幅増益基調にあり、今14年3月期は前年同期比28%増の230億円予想と大きく落ち込んだ10年3月期の2.3億円から100倍増の見通しとなっている(過去最高は07年3月期の296億円)。
シェールガスは100年以上も前から生産されていたが、2000年代に入り採掘技術が確立され、米国では一気に生産量が増加。直近では、「シェールガス革命」と呼ばれ市場の話題となってきた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)