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【市況】(ロシア)ガスプロムなどが急落、ウクライナ政情不安でガスパイプライン破壊の恐れ


19日のロシア市場では、天然ガス大手ガスプロム(GAZP)などが急落。ウクライナの政情不安がロシア産天然ガスの輸出などに悪影響を与えるとの懸念が高まった。ロシアにとってウクライナは欧州向けの資源輸出の重要経由地であるため、同国で整備されている天然ガス・パイプラインが破壊される恐れがあるほか、ウクライナ国営資源大手によるロシアの天然ガス大手ガスプロム(GAZP)への債務返済も滞る可能性があると指摘された。

なお、ウクライナのヤヌコーヴィチ大統領は昨年11月、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)協議を中断し、ロシアが主導する経済圏への加入を選択する可能性を示唆。これが国内からの反発を受けていた。

《ZN》

 提供:フィスコ

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