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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（1）：ルネサス、ＮＴＴ、日東電、やまびこ
■ルネサス <6723> 630円 +50 (+8.6％) 本日終値 東証１部 上昇率5位
ルネサス <6723> が続急伸。日経新聞が18日付で「ルネサスエレクトロニクスは、性能を左右する回路線幅が40ナノ(ナノは10億分の1)メートルと世界最短の自動車制御用半導体を年内にも量産する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「情報処理能力は従来の5倍。さらに能力の高い製品の開発にもメドをつけており、渋滞の緩和や事故防止などスマートカー(賢い車)開発をめざす自動車メーカーの需要を開拓する」という。車載など成長事業に経営資源を集中させることによる早期の黒字化に期待した買いが向かった。
■日本電信電話 <9432> 5,651円 +181 (+3.3％) 本日終値
ＮＴＴ <9432> が4日ぶりに大幅反発。日経新聞が18日付で「ＮＴＴはテレビの映像に人間の目に見えない情報を埋め込んでおき、スマートフォン(スマホ)で高速に読み取る技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「テレビとスマホを連動させた新たなサービスを生み出す基盤技術として2015年にも販売する」としている。“電子透かし”と呼ばれる埋め込み技術で、例えば電子透かしを加えたスポーツ番組の映像に専用アプリを入れたスマホをかざすと選手の成績データなどを閲覧できる。市場では新しい広告手法としての期待が集まったようだ。
■日東電工 <6988> 4,497円 +113 (+2.6％) 本日終値
17日、日東電 <6988> が連結ベースの月次動向を発表。1月の売上高(速報値)が前年同月比18％増と2ヵ月連続で2ケタ増となったことが買い材料視された。12月との比較では3ポイントほど減少した格好となるが、情報機能材料が前年同月比で16％増となり好調だった。
■やまびこ <6250> 3,605円 +40 (+1.1％) 本日終値
やまびこ <6250> が続伸。日経産業新聞が18日付で「やまびこは北米市場で主力の刈り払い機やチェーンソー、パワーブロアー(送風機)などの小型屋外作業機械の販路を広げる」と報じたことが買い材料視された。報道によると「米カタログ通販大手の発行誌に製品を掲載するとともに、有力な取扱店を開拓する」という。米資材流通大手グレンジャーが発行する通販カタログに今年から製品を掲載するとしており、北米市場での収益拡大を期待した買いが向かった。
■ＡＯＫＩＨＤ <8214> 1,500円 -78 (-4.9％) 本日終値 東証１部 下落率トップ
17日、ＡＯＫＩＨＤ <8214> が自己株処分による700万株の売り出しとオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限105万株を実施すると発表したことから、株式需給悪化を懸念する売りものが先行した。売り出し株数は最大805万株で発行済み株式総数の約8.8％に相当する。売出価格は25日から28日までの期間に決定される。自己株処分による調達資金約115億9200万円は、同社グループの設備投資資金や借入金の返済資金の一部に充てる。
■アプリックス <3727> 1,549円 +300 (+24.0％) ストップ高 本日終値
17日、アプリックス <3727> [東証Ｍ]が、近距離の位置情報通知用機器「ビーコンモジュール」がＫＤＤＩ <9433> に採用されたと発表したことが買い材料。ＫＤＤＩは、会議室予約・管理システムでビーコンモジュールを導入し、運用を開始した。会議室の前でスマートフォンから利用状況や予約状況などを調べ、その場ですぐに予約し利用することが可能になる。ＫＤＤＩによる採用を受けて、低価格かつ安心、安全で簡単に使えるビーコンモジュールの普及に弾みがつくとの期待が広がった。
■環境管理センター <4657> 695円 +100 (+16.8％) ストップ高 本日終値
環境管理 <4657> [ＪＱ]が100円ストップ高の695円。日経新聞が18日付で「環境管理センターは米国の放射能分析大手、ゲル・ラボラトリーズ(サウスカロライナ州)と業務提携する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、福島第1原子力発電所事故に伴う廃炉や除染で必要となる放射能の観測技術などを共同開発するという。なお、同社は前場立会中に、米ゲル社、EAインターナショナル合同会社と福島第1原発の除染や浄化などについて相互協力関係の構築で合意したと発表。3社は今後始まる中間貯蔵施設での減容化に関する技術開発や原発近傍の除染、廃炉に向けた研究開発など多岐にわたる支援サービスを展開する方針。
■アマナホールディングス <2402> 867円 +69 (+8.7％) 本日終値
17日、アマナＨＤ <2402> [東証Ｍ] が決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前々期比1.6％増の1億2500万円になり、従来予想の8000万円を56.3％上回り、減益予想から一転して増益で着地。続く14年12月期も前期比2.0倍の2億5000万円に急拡大する見通しとなったことが買い材料。前期上振れは動画系広告制作を中心に伸びたうえ、外注費の抑制や固定費の削減が寄与した。今期は電子カタログ販売が本格化するビジュアル・コミュニケーション事業とアニメ作品の好調を見込むエンタテインメント映像事業が収益を牽引する。受注体制の見直しや内製化による外注費の削減も利益を押し上げる。
■エストラスト <3280> 741円 +41 (+5.9％) 本日終値
17日、エストラスト <3280> [東証Ｍ]が14年2月期の年間配当を従来計画の6円→8円(前期は1→3の株式分割前で10円)に大幅増額修正したことが買い材料。同社では14年1月20日をもって創業15周年を迎えたことや、創業当時から目標としていた売上高100億円の達成見込みであることを踏まえ、記念配当2円を実施する。配当権利落ちを直前に、記念増配をポジティブに受け止める買いが向かった。
■フルキャスト <4848> 319円 +12 (+3.9％) 本日終値
14日、フルキャスト <4848> が決算を発表。13年12月期の連結営業利益が3.3億円になったことに加え、従来は無配としていた期末一括配当を14円実施し、6期ぶりに復配することが引き続き買い材料視された。短期業務支援事業の売上が計画通りに進まなかったものの、システム化による業務効率の向上と求人費の抑制効果によって黒字幅が拡大した。また、14年12月期は前期比2.3倍の7.7億円に回復する見通しを示したことも買いに拍車をかけた。
株探ニュース
ルネサス <6723> が続急伸。日経新聞が18日付で「ルネサスエレクトロニクスは、性能を左右する回路線幅が40ナノ(ナノは10億分の1)メートルと世界最短の自動車制御用半導体を年内にも量産する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「情報処理能力は従来の5倍。さらに能力の高い製品の開発にもメドをつけており、渋滞の緩和や事故防止などスマートカー(賢い車)開発をめざす自動車メーカーの需要を開拓する」という。車載など成長事業に経営資源を集中させることによる早期の黒字化に期待した買いが向かった。
■日本電信電話 <9432> 5,651円 +181 (+3.3％) 本日終値
ＮＴＴ <9432> が4日ぶりに大幅反発。日経新聞が18日付で「ＮＴＴはテレビの映像に人間の目に見えない情報を埋め込んでおき、スマートフォン(スマホ)で高速に読み取る技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「テレビとスマホを連動させた新たなサービスを生み出す基盤技術として2015年にも販売する」としている。“電子透かし”と呼ばれる埋め込み技術で、例えば電子透かしを加えたスポーツ番組の映像に専用アプリを入れたスマホをかざすと選手の成績データなどを閲覧できる。市場では新しい広告手法としての期待が集まったようだ。
■日東電工 <6988> 4,497円 +113 (+2.6％) 本日終値
17日、日東電 <6988> が連結ベースの月次動向を発表。1月の売上高(速報値)が前年同月比18％増と2ヵ月連続で2ケタ増となったことが買い材料視された。12月との比較では3ポイントほど減少した格好となるが、情報機能材料が前年同月比で16％増となり好調だった。
■やまびこ <6250> 3,605円 +40 (+1.1％) 本日終値
やまびこ <6250> が続伸。日経産業新聞が18日付で「やまびこは北米市場で主力の刈り払い機やチェーンソー、パワーブロアー(送風機)などの小型屋外作業機械の販路を広げる」と報じたことが買い材料視された。報道によると「米カタログ通販大手の発行誌に製品を掲載するとともに、有力な取扱店を開拓する」という。米資材流通大手グレンジャーが発行する通販カタログに今年から製品を掲載するとしており、北米市場での収益拡大を期待した買いが向かった。
■ＡＯＫＩＨＤ <8214> 1,500円 -78 (-4.9％) 本日終値 東証１部 下落率トップ
17日、ＡＯＫＩＨＤ <8214> が自己株処分による700万株の売り出しとオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限105万株を実施すると発表したことから、株式需給悪化を懸念する売りものが先行した。売り出し株数は最大805万株で発行済み株式総数の約8.8％に相当する。売出価格は25日から28日までの期間に決定される。自己株処分による調達資金約115億9200万円は、同社グループの設備投資資金や借入金の返済資金の一部に充てる。
■アプリックス <3727> 1,549円 +300 (+24.0％) ストップ高 本日終値
17日、アプリックス <3727> [東証Ｍ]が、近距離の位置情報通知用機器「ビーコンモジュール」がＫＤＤＩ <9433> に採用されたと発表したことが買い材料。ＫＤＤＩは、会議室予約・管理システムでビーコンモジュールを導入し、運用を開始した。会議室の前でスマートフォンから利用状況や予約状況などを調べ、その場ですぐに予約し利用することが可能になる。ＫＤＤＩによる採用を受けて、低価格かつ安心、安全で簡単に使えるビーコンモジュールの普及に弾みがつくとの期待が広がった。
■環境管理センター <4657> 695円 +100 (+16.8％) ストップ高 本日終値
環境管理 <4657> [ＪＱ]が100円ストップ高の695円。日経新聞が18日付で「環境管理センターは米国の放射能分析大手、ゲル・ラボラトリーズ(サウスカロライナ州)と業務提携する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、福島第1原子力発電所事故に伴う廃炉や除染で必要となる放射能の観測技術などを共同開発するという。なお、同社は前場立会中に、米ゲル社、EAインターナショナル合同会社と福島第1原発の除染や浄化などについて相互協力関係の構築で合意したと発表。3社は今後始まる中間貯蔵施設での減容化に関する技術開発や原発近傍の除染、廃炉に向けた研究開発など多岐にわたる支援サービスを展開する方針。
■アマナホールディングス <2402> 867円 +69 (+8.7％) 本日終値
17日、アマナＨＤ <2402> [東証Ｍ] が決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前々期比1.6％増の1億2500万円になり、従来予想の8000万円を56.3％上回り、減益予想から一転して増益で着地。続く14年12月期も前期比2.0倍の2億5000万円に急拡大する見通しとなったことが買い材料。前期上振れは動画系広告制作を中心に伸びたうえ、外注費の抑制や固定費の削減が寄与した。今期は電子カタログ販売が本格化するビジュアル・コミュニケーション事業とアニメ作品の好調を見込むエンタテインメント映像事業が収益を牽引する。受注体制の見直しや内製化による外注費の削減も利益を押し上げる。
■エストラスト <3280> 741円 +41 (+5.9％) 本日終値
17日、エストラスト <3280> [東証Ｍ]が14年2月期の年間配当を従来計画の6円→8円(前期は1→3の株式分割前で10円)に大幅増額修正したことが買い材料。同社では14年1月20日をもって創業15周年を迎えたことや、創業当時から目標としていた売上高100億円の達成見込みであることを踏まえ、記念配当2円を実施する。配当権利落ちを直前に、記念増配をポジティブに受け止める買いが向かった。
■フルキャスト <4848> 319円 +12 (+3.9％) 本日終値
14日、フルキャスト <4848> が決算を発表。13年12月期の連結営業利益が3.3億円になったことに加え、従来は無配としていた期末一括配当を14円実施し、6期ぶりに復配することが引き続き買い材料視された。短期業務支援事業の売上が計画通りに進まなかったものの、システム化による業務効率の向上と求人費の抑制効果によって黒字幅が拡大した。また、14年12月期は前期比2.3倍の7.7億円に回復する見通しを示したことも買いに拍車をかけた。
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