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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):洋ゴム、ファンコミ、インフォMT、J・TEC

■東洋ゴム工業 <5105> 687円  +54 (+8.5%)   本日終値
 17日付の朝刊で「中計見直しへ。現中計1年前倒し達成で」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ファンコミ <2461> 4,330円  +305 (+7.6%)   本日終値
 14日、東証がファンコミ <2461> [JQ]を3月7日付で市場1部もしくは市場2部に指定替えすると発表したことが買い材料。また同日、同社は3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。併せて、市場変更と創業15周年の記念配当を実施し、年間配当を従来計画の18円→14円(前期は14円)に修正。株式分割考慮で実質55.6%増額した。さらに、発行済み株式数の13.0%にあたる569万5646株の自社株を3月31日付で消却することも明らかにした。

■インフォマート <2492> 1,724円  +102 (+6.3%)   本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は83%増で3期連続最高益、実質増配へ」が好感された。
 インフォMT <2492> [東証M] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前の期比35.8%増の11億円に伸び、14年12月期も前期比83.0%増の20.2億円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、4期連続増益になる。
  ⇒⇒インフォマートの詳しい業績推移表を見る

■Jティッシュ <7774> 367,000円  +21,500 (+6.2%)   本日終値
 14日に発表した「富士フイルムが実質子会社に」が買い材料。
 富士フィルムが同社が発行する1万8000株分の新株予約権を引き受け、実質子会社に。
 14日に発表した「富士フから再生医療製品の開発受託」が買い材料。
 富士フイルムが開発した生体適合性に優れるコラーゲンの細胞培養足場材を用いた再生医療製品の開発業務を受託。
 14日に発表した「1→200の株式分割と単元株制度採用」が買い材料。
 3月31日現在の株主を対象に1→200の株式分割を実施し、同時に100株の単元株制度を採用する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。

■ベストブライダル <2418> 620円  +35 (+6.0%)   本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は2%増で2期連続最高益更新へ」が好感された。
 Bブライダル <2418> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前の期比7.9%増の71.2億円になり、14年12月期も前期比1.7%増の72.5億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。13期連続増収、3期連続増益になる。
  ⇒⇒ベストブライダルの詳しい業績推移表を見る

■東京都競馬 <9672> 329円  +17 (+5.5%)   本日終値
 14日に決算を発表。「前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は23%増益へ」が好感された。
 東競馬 <9672> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前の期比2.4%増の26.4億円になり、従来予想の25.3億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。14年12月期も前期比23.4%増の32.6億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収、増益になる。
  ⇒⇒東京都競馬の詳しい業績推移表を見る

■サントリBF <2587> 3,470円  +90 (+2.7%)   本日終値
 14日、サントリBF <2587> が決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前々期比24.5%増の672億円になり、14年12月期も前期比16%増の780億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。前期は主力ブランドの茶飲料「伊右衛門」シリーズを中心に飲料販売が好調だったほか、海外でも売上を伸ばし、売上原価や販管費の増加を吸収した。今期も伊右衛門や缶コーヒー「ボス」シリーズで特定保健用食品の新商品を拡販などが寄与する。

■ジーエヌアイグループ <2160> 366円  -48 (-11.6%)   本日終値
 14日に決算を発表。「前期最終は赤字拡大で着地、今期業績は非開示」が嫌気された。
 ジーエヌアイ <2160> [東証M] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の連結最終損益は6.8億円の赤字(前の期は4.8億円の赤字)に赤字幅が拡大し、4期連続赤字となった。なお、14年12月期の業績見通しについては配当(無配)以外は開示しなかった。
  ⇒⇒ジーエヌアイグループの詳しい業績推移表を見る

■日本電子 <6951> 410円  -45 (-9.9%)   本日終値  東証1部 下落率4位
 14日、日電子 <6951> が900万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う135万株の第三者割当増資を実施するほか、ニコン <7731> を割当先とする800万株の第三者割当を発表したことが売り材料視された。新株発行が最大で1835万株と発行済み株式数の23.1%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は24日から26日までのいずれかの日に決定。最大で約77億5100万円の調達資金は、研究開発資金やJEOL RESONANCEの株式取得に伴う短期借入金の返済などに充てる。同時にニコンと資本・業務提携を発表。提携により両社の製品を互いの販路で売るほか、強みを持つ顕微鏡技術を融合し医療やバイオ分野での解析機器を共同で開発していく。

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