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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):コカイースト、日本マイクロ、エナリス など

■コカイースト <2580> 2,711円  +385 (+16.6%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 10日に決算を発表。「今期経常は86%増で2期連続最高益更新へ」が好感された。
 コカイースト <2580> が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の77.3億円に伸び、従来予想の64億円を上回って着地。続く14年12月期も前期比86.2%増の144億円に拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収になる。
  ⇒⇒コカイーストの詳しい業績推移表を見る

■日本マイクロニクス <6871> 7,760円  +1,000 (+14.8%) ストップ高    本日終値
 7日、日本マイクロ <6871> [JQ]が、14年9月期第1四半期(13年10-12月)の連結経常損益が12.9億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上して着地したと発表したことが引き続き買い材料視された。好調な半導体メモリー市場を背景に、プローブカード事業の収益が急拡大。半導体検査など装置事業の黒字化に加え、円安による採算改善や為替差益の発生も黒字浮上に貢献した。第1四半期の好調に伴い、早くも通期の同利益を従来予想の16億円→23.5億円に46.9%上方修正。増益率が5.1%増→54.3%増に拡大する見通しとなった。

■日産車体 <7222> 1,408円  +167 (+13.5%)   本日終値  東証1部 上昇率5位
 10日、産車体 <7222> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の57億円→96億円(前期は94.3億円)に68.4%上方修正し、一転して1.8%増益見通しとなったことが買い材料。輸出向けパトロール(Y62)・インフィニティQX80などの売上台数が増加していることに加え、国内向け車種が消費増税前の駆け込み需要により売上台数が増加していることが寄与する。同時に3月1日付で、単元株式数を1000→100に変更すると発表したことも支援材料となった。

■東和薬品 <4553> 4,575円  +500 (+12.3%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 10日に決算を発表。「今期経常を一転2%増益に上方修正」が好感された。
 東和薬品 <4553> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.9%増の75.9億円となった。
  ⇒⇒東和薬品の詳しい業績推移表を見る

■エナリス <6079> 1,740円  +176 (+11.3%)   本日終値
 10日、エナリス <6079> [東証M]が決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前々期比31.2%増の6.8億円に伸びて着地。続く14年12月期の同利益も85.0%増の12.6億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は省エネ管理システムの好調継続や電力代理購入事業の拡大に加え、太陽光発電所の建設・販売なども伸び、売上高が3.4倍と急拡大を見込む。

■サニックス <4651> 963円  +93 (+10.7%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 10日に発表した「1月の連結月次売上高は前年比77.8%増」が買い材料。

■サンリオ <8136> 4,225円  +375 (+9.7%)   本日終値
 10日、サンリオ <8136> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.5%増の156億円に伸び、期末配当を従来予想の40円(うち記念配当10円)→50円(同20円)に引き上げたことが買い材料視された。韓国や台湾などアジアで「ハローキティ」のライセンス収入が伸びたほか、北米ライセンス事業も好調だった。テーマパーク事業は低調だったが増収効果で吸収した。

■上村工業 <4966> 4,800円  +350 (+7.9%)   本日終値
 10日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が40%増益で着地・10-12月期も32%増益」が好感された。
 上村工 <4966> [東証2] が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.4%増の48.2億円に拡大し、通期計画の57.4億円に対する進捗率は84.1%に達し、5年平均の77.8%も上回った。
  ⇒⇒上村工業の詳しい業績推移表を見る

■ポーラHD <4927> 3,665円  +140 (+4.0%)   本日終値
 10日、ポーラHD <4927> が13年12月期の連結経常利益を従来予想の163億円→178億円(前々期は146億円)に9.2%上方修正し、増益率が11.6%増→21.9%増に拡大し従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。円安による為替差益増による営業外収益増加が利益を押し上げた。なお、連結子会社に係る無形固定資産(のれん・商標権)の減損損失28億6200万円の計上で連結最終利益は従来予想の82億円→73億円(前々期は66.8億円)に下方修正したが悪材料視されなかった。

■やまびこ <6250> 3,725円  +70 (+1.9%)   本日終値
 10日、やまびこ <6250> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の46億円→50億円に8.7%上方修正。増益率が55.7%増→69.2%増に拡大し、10期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。今期業績の上方修正は13年8月に続き、2回目。北米の販売好調や円安効果で主力の小型屋外作業機械が収益を牽引する中、為替差益が想定より拡大することが利益を押し上げる。業績好調に伴い、期末一括配当を75円→100円(前期は60円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが12.2倍→9.4倍に低下する一方、配当利回りが2.74%に上昇し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

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