【材料】ダイコク電機---多彩なイルミネーションの呼出ランプなどが好調で上方修正
ダイコク電機<6430>は、パチンコホール向けのコンピュータシステムの製造・販売を行う「情報システム事業」、パチンコ遊技機メーカー向けにソフトウェア開発やアッセンブリユニットを提供する「制御システム事業」を展開する。
10日に第3四半期(4-12月期)決算を発表し、売上高は前年同期比4.2%減の472.3億円、営業利益は同16.0%減の64.5億円、経常利益は同16.5%減の65.5億円、純利益は同12.6%減の39.4億円となった。情報システム事業においては、ファンに向けたホール環境の遊技性向上を目指した情報公開機器「BiGMO」や「IL?X」の販売強化に努めたものの、次世代主力製品群開発への積極投資が損益面の重しとなった。
第3四半期決算と同時に通期の業績計画を上方修正し、売上高見通しを510.0億円から550.0億円へ、営業利益見通しを40.0億円から50.0億円へ、経常利益見通しを40.0億円から50.0億円へ、純利益見通しを20.0億円から30.0億円へとそれぞれ引き上げた。多彩なイルミネーションの呼出ランプ「IL?X」などの販売が、引き続き、好調に推移したことが寄与した。
《FA》
提供:フィスコ