【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ゼニス羽田、サイボウズ、プラザクリエ、アーク
■ゼニス羽田 <5289> 226円 +50 (+28.4%) ストップ高 本日終値
7日、ゼニス羽田 <5289> [東証2] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の8億円→15億円に87.5%上方修正。従来の0.9%減益予想から一転して85.9%増益を見込み、一気に9期ぶりに過去最高益を大幅に更新する見通しとなったことが買い材料。コンクリート製品や工事部門の売上が計画を上回ることが寄与する。拠点集約などの統合効果により採算が改善することも利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが16.3倍→6.8倍に急低下し割安感が強まったことや、同時に発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる250万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも買いに拍車を掛けた。
■サイボウズ <4776> 436円 +80 (+22.5%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
7日、サイボウズ <4776> が13年12月期の連結経常利益を従来予想の1.9億円→2.6億円に33.3%上方修正したことが買い材料。売上が予想を上回る一方、計画の変更などにより外注費、広告宣伝費が予定より少なくなったことなどが利益を押し上げた。業績上方修正に伴い、期末一括配当を従来計画の173円→206円(前々期は256円)に増額修正したことも支援材料。
■プラザクリエイト <7502> 1,738円 +300 (+20.9%) ストップ高 本日終値
14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比29.1%増の8.3億円に伸び、通期計画の5億円をすでに上回ったことが買い材料。同時に、3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いも向かった。
■アーク <7873> 311円 +44 (+16.5%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
アーク <7873> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は56.9億円の黒字(前年同期は28.9億円の赤字)に浮上して着地。併せて、通期の同損益を従来予想の51.5億円の黒字→73億円の黒字(前期は8億円の赤字)に41.7%上方修正したことが買い材料。足元の為替の影響や貸付金回収に伴う貸倒引当金の戻し入れに加え、C&GSYS <6633> [JQ]の株式売却に伴う、投資有価証券売却益13億3100万円を計上することが利益を押し上げる。
■アドバンRM <8769> 1,530円 +215 (+16.4%) 一時ストップ高 本日終値
7日、東証が10日売買分からARM <8769> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。同日、同社は決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比55.7%減の7700万円に落ち込んだが、特に売り材料視されなかった。
■フィンテック <8789> 7,620円 +1,000 (+15.1%) ストップ高 本日終値
子会社を通じ中規模ゼネコンの岡山建設の株式を取得し、連結子会社化。また、出資する投資事業からの投資回収などで今期に営業利益10.5億円を計上する見込み。
■スペース <9622> 943円 +107 (+12.8%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
7日に決算を発表。「今期経常は1%増益、前期配当を12円増額・今期も40円継続へ」が好感された。
スペース <9622> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の経常利益(非連結)は前の期比10.1%増の27.1億円になり、14年12月期も前期比1.3%増の27.5億円に伸びる見通しとなった。5期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を28円→40円(前の期は28円)に増額し、今期も40円を継続する方針とした。
⇒⇒スペースの詳しい業績推移表を見る
■ディア・ライフ <3245> 575円 +63 (+12.3%) 本日終値
7日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は22倍増益で着地」が好感された。
ディアライフ <3245> [東証M] が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。14年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比22倍の2.4億円に急拡大し、通期計画の3.5億円に対する進捗率は68.2%に達し、2年平均の8.6%も上回った。
⇒⇒ディア・ライフの詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「2.9%の自社株買いを実施」も買い材料。
7日、ディアライフ <3245> [東証M]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる10万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10日から3月31日まで。
■和井田製作所 <6158> 460円 +48 (+11.7%) 本日終値
7日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は2.9倍増益」が好感された。
⇒⇒和井田製作所の詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「3.02%の自社株買い実施」も買い材料。
7日、和井田 <6158> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.02%にあたる20万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は13日から3月20日まで。
■M2J <8728> 1,334円 +138 (+11.5%) 本日終値
7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が4.6倍増益で着地・10-12月期も41%増益」が好感された。
M2J <8728> [東証2] が2月7日大引け後(15:35)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の19.7億円に急拡大した。
⇒⇒M2Jの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
ハイパー <3054> 1,468円 +300 (+25.7%) ストップ高 本日終値
イデアインタ <3140> 408円 +80 (+24.4%) ストップ高 本日終値
アエリア <3758> 1,655円 +300 (+22.1%) ストップ高 本日終値
アイル <3854> 2,308円 +400 (+21.0%) ストップ高 本日終値
ユナイテッド <2497> 2,309円 +400 (+21.0%) ストップ高 本日終値
など、14銘柄
●ストップ安銘柄
リソー教育 <4714> 451円 -100 (-18.2%) ストップ安 本日終値
など、1銘柄
株探ニュース
7日、ゼニス羽田 <5289> [東証2] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の8億円→15億円に87.5%上方修正。従来の0.9%減益予想から一転して85.9%増益を見込み、一気に9期ぶりに過去最高益を大幅に更新する見通しとなったことが買い材料。コンクリート製品や工事部門の売上が計画を上回ることが寄与する。拠点集約などの統合効果により採算が改善することも利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが16.3倍→6.8倍に急低下し割安感が強まったことや、同時に発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる250万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも買いに拍車を掛けた。
■サイボウズ <4776> 436円 +80 (+22.5%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
7日、サイボウズ <4776> が13年12月期の連結経常利益を従来予想の1.9億円→2.6億円に33.3%上方修正したことが買い材料。売上が予想を上回る一方、計画の変更などにより外注費、広告宣伝費が予定より少なくなったことなどが利益を押し上げた。業績上方修正に伴い、期末一括配当を従来計画の173円→206円(前々期は256円)に増額修正したことも支援材料。
■プラザクリエイト <7502> 1,738円 +300 (+20.9%) ストップ高 本日終値
14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比29.1%増の8.3億円に伸び、通期計画の5億円をすでに上回ったことが買い材料。同時に、3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いも向かった。
■アーク <7873> 311円 +44 (+16.5%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
アーク <7873> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は56.9億円の黒字(前年同期は28.9億円の赤字)に浮上して着地。併せて、通期の同損益を従来予想の51.5億円の黒字→73億円の黒字(前期は8億円の赤字)に41.7%上方修正したことが買い材料。足元の為替の影響や貸付金回収に伴う貸倒引当金の戻し入れに加え、C&GSYS <6633> [JQ]の株式売却に伴う、投資有価証券売却益13億3100万円を計上することが利益を押し上げる。
■アドバンRM <8769> 1,530円 +215 (+16.4%) 一時ストップ高 本日終値
7日、東証が10日売買分からARM <8769> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。同日、同社は決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比55.7%減の7700万円に落ち込んだが、特に売り材料視されなかった。
■フィンテック <8789> 7,620円 +1,000 (+15.1%) ストップ高 本日終値
子会社を通じ中規模ゼネコンの岡山建設の株式を取得し、連結子会社化。また、出資する投資事業からの投資回収などで今期に営業利益10.5億円を計上する見込み。
■スペース <9622> 943円 +107 (+12.8%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
7日に決算を発表。「今期経常は1%増益、前期配当を12円増額・今期も40円継続へ」が好感された。
スペース <9622> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の経常利益(非連結)は前の期比10.1%増の27.1億円になり、14年12月期も前期比1.3%増の27.5億円に伸びる見通しとなった。5期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を28円→40円(前の期は28円)に増額し、今期も40円を継続する方針とした。
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■ディア・ライフ <3245> 575円 +63 (+12.3%) 本日終値
7日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は22倍増益で着地」が好感された。
ディアライフ <3245> [東証M] が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。14年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比22倍の2.4億円に急拡大し、通期計画の3.5億円に対する進捗率は68.2%に達し、2年平均の8.6%も上回った。
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同時に発表した「2.9%の自社株買いを実施」も買い材料。
7日、ディアライフ <3245> [東証M]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる10万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10日から3月31日まで。
■和井田製作所 <6158> 460円 +48 (+11.7%) 本日終値
7日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は2.9倍増益」が好感された。
⇒⇒和井田製作所の詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「3.02%の自社株買い実施」も買い材料。
7日、和井田 <6158> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.02%にあたる20万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は13日から3月20日まで。
■M2J <8728> 1,334円 +138 (+11.5%) 本日終値
7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が4.6倍増益で着地・10-12月期も41%増益」が好感された。
M2J <8728> [東証2] が2月7日大引け後(15:35)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の19.7億円に急拡大した。
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●ストップ高銘柄
ハイパー <3054> 1,468円 +300 (+25.7%) ストップ高 本日終値
イデアインタ <3140> 408円 +80 (+24.4%) ストップ高 本日終値
アエリア <3758> 1,655円 +300 (+22.1%) ストップ高 本日終値
アイル <3854> 2,308円 +400 (+21.0%) ストップ高 本日終値
ユナイテッド <2497> 2,309円 +400 (+21.0%) ストップ高 本日終値
など、14銘柄
●ストップ安銘柄
リソー教育 <4714> 451円 -100 (-18.2%) ストップ安 本日終値
など、1銘柄
株探ニュース