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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日本マイクロ、ファンコミ、沢井製薬、電気興

■日本マイクロニクス <6871> 6,760円  +1,000 (+17.4%) ストップ高    本日終値
 7日、日本マイクロ <6871> [JQ]が14年9月期第1四半期(13年10-12月)の連結経常損益が12.9億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上して着地したと発表したことが買い材料。好調な半導体メモリー市場を背景に、プローブカード事業の収益が急拡大。半導体検査など装置事業の黒字化に加え、円安による採算改善や為替差益の発生も黒字浮上に貢献した。第1四半期の好調に伴い、早くも通期の同利益を従来予想の16億円→23.5億円に46.9%上方修正。増益率が5.1%増→54.3%増に拡大する見通しとなった。

■ファンコミ <2461> 4,090円  +560 (+15.9%)   本日終値
 7日に決算を発表。「今期経常は35%増で6期連続最高益、4円増配へ」が好感された。
 ファンコミ <2461> [JQ] が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。13年12月期の連結経常利益は前の期比79.1%増の41.2億円に伸び、14年12月期も前期比34.5%増の55.5億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。14期連続増収、6期連続増益になる。
  ⇒⇒ファンコミの詳しい業績推移表を見る

■沢井製薬 <4555> 6,390円  +740 (+13.1%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・10-12月期も13%増益」が好感された。
 沢井製薬 <4555> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.2%増の171億円に伸び、通期計画の196億円に対する進捗率は87.4%に達し、5年平均の82.4%も上回った。
  ⇒⇒沢井製薬の詳しい業績推移表を見る

■電気興業 <6706> 722円  +76 (+11.8%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が3.0倍増益で着地・10-12月期も2.2倍増益」が好感された。
 電気興 <6706> が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の30.5億円に急拡大し、通期計画の39億円に対する進捗率は78.3%に達し、5年平均の70.7%も上回った。
  ⇒⇒電気興業の詳しい業績推移表を見る

■ロランドDG <6789> 3,605円  +315 (+9.6%)   本日終値
 7日、ロランドDG <6789> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.4倍の43.8億円に急拡大したことが買い材料視された。前期と今期に投入した大型インクジェットプリンターの新製品が売上を押し上げたことに加え、デンタル加工機「DWXシリーズ」といった工作機器が堅調だった。また、北米や欧州での新製品効果が表れたほか、為替の円安も利益を押し上げた。すでに通期計画の49.4億円に対する進捗率は88.7%に達していることから、業績の上振れに期待した買いが向かった。

■日本パーカライジング <4095> 2,350円  +205 (+9.6%)   本日終値
 7日に決算を発表。「今期経常を13%上方修正・6期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 パーカライ <4095> が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比17.6%増の133億円に伸びた。
  ⇒⇒日本パーカライジングの詳しい業績推移表を見る

■オリンパス <7733> 3,335円  +225 (+7.2%)   本日終値
 7日、オリンパス <7733> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の341億円に急拡大したことが買い材料視された。情報通信事業の売却によって全体の売上高としては減収となったものの、内視鏡基幹システム「EVIS EXERA Ⅲ」と「EVIS LUCERA ELITE」の販売が好調だったことに加え、内視鏡統合ビデオシステムが引き続き堅調に推移したことから、医療事業が大きく増益となった。ライフ・産業事業でのレーザー走査型顕微鏡の新製品が好調なのことも寄与した。

■日本写真印刷 <7915> 1,562円  +102 (+7.0%)   本日終値
 7日に日写印 <7915> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益が63.9億円の黒字(前年同期は42.7億円の赤字)に急浮上して着地したことが買い材料。10-12月期にタッチパネルを手掛けるデバイス事業のセグメント利益が66.1億円と急改善。円安による為替差益が32.9億円に膨らんだことも経常利益を押し上げた。通期計画(25億円の黒字)をすでに2.6倍も上回っているうえ、10-12月期が絶好調だけに、業績上振れを期待する買いが向かった。なお、10-12月期の経常利益は4.7倍の75.2億円に急拡大し、四半期ベースの過去最高益(08年7-9月期の71.5億円)を更新した。

■3DM <7777> 4,990円  +300 (+6.4%)   本日終値
  7日、東証が10日売買分から3DM <7777> [JQG]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■東和銀行 <8558> 101円  +6 (+6.3%)   本日終値
 7日に決算を発表。「今期経常を一転9%増益に上方修正・最高益更新へ」が好感された。
 東和銀 <8558> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.3%増の98.5億円に伸びた。
  ⇒⇒東和銀行の詳しい業績推移表を見る

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