【テク】日経平均テクニカル:目先的にはマド埋めを試す展開か
日経平均は大幅反発。ギャップ・アップで始まり、5日線を突破してきている。7営業日ぶりの陽線を形成。ボリンジャーバンドでは-2σを上放れ、14700円辺りに位置している-1σとのレンジに移行。ただ、バンドが拡大傾向で低下しているため、上値余地も日々縮小することにもなる。とはいえ、4日に空けたマド(14355-14615円)下限をクリアしてきており、目先的にはマド埋めを試す展開が意識されてくる。
一目均衡表の転換線に上値を抑えられているが、同線は14690円辺りに位置しているほか、雲下限が15200円レベルと乖離は大きい。トレンド転換ではなく、年初からの調整に対するリバウンドの範囲内でもマド埋めは狙えそうである。14000円処での目先底が期待されるが、週間形状では辛うじて下ひげを残す形状となった。明確なボトムシグナルとはならないが、まずはマド埋めに向かわせそうだ。
《KO》
提供:フィスコ