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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):DIC、三井化学、ローム、セーレン

■DIC <4631> 291円  +15 (+5.4%)   本日終値
 7日付の朝刊で「前期営業益400億円に上振れの模様」と一部報じられたことが買い材料視された。

■三井化学 <4183> 260円  +13 (+5.3%)   本日終値
 野村証券が6日付で三井化学 <4183> の投資判断「バイ(買い)」を継続し、目標株価を280円→310円に増額したことが買い材料視された。6日の14年3月期第3四半期決算発表と社長が参加した経営概況説明会を受けて、リポートでは基礎化学品やウレタンの事業見直し策は予想以上のものであったと報告。今後も追加策を検討しているとのコメントもあり、赤字3事業の改善にメドが立ち、PPコンパウンドやメガネモノマーレンズといった高付加価値製品や高付加価値ポリマーなど、より強い事業に経営資源を集中できることがなによりもプラスと評価している。

■ローム <6963> 5,010円  +250 (+5.3%)   本日終値
 6日に決算を発表。「今期経常を31%上方修正」が好感された。
 ローム <6963> が2月6日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の325億円に急拡大した。
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■セーレン <3569> 777円  +32 (+4.3%)   本日終値
 セーレン <3569> が続急伸。日経産業新聞が7日付で「セーレンはスマートフォン(スマホ)などに使う基板や液晶パネルを薄型化する印刷機を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「絶縁材などの材料の厚みを従来の印刷方式に比べ40分の1以下に抑えて塗布する仕組みで、年内にも量産を開始する予定」としている。スマホなどの薄型化が進むエレクトロニクス事業での、新製品投入による収益拡大を期待した買いが向かった。

■新日本科学 <2395> 1,421円  +43 (+3.1%)   本日終値
 新日本科学 <2395> が続急伸。日経産業新聞が7日付で、「新日本科学は再生医療などへの活用が期待される新たな万能細胞『STAP(スタップ)細胞』の研究を開始した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「マウスの細胞を弱酸性の溶液に浸して刺激を与えるだけでどんな細胞にもなれるのが特徴だが、同社はマウスの次の段階とみられるサルの細胞を使って研究を進める」という。同社ではサルの細胞を用いたSTAP細胞の研究が国内外の研究所や製薬会社で始まることに備え、研究受託を目指すとしており、将来的な業績への寄与を期待する買いが向かった。

■TBSHD <9401> 1,106円  -71 (-6.0%)   本日終値  東証1部 下落率6位
 6日に決算を発表。「今期経常を8%下方修正」が嫌気された。
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■キャリアデザ <2410> 96,600円  +15,000 (+18.4%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 6日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は4.2倍増益で着地」が好感された。
 キャリアデザ <2410> が2月6日大引け後(16:00)に決算を発表。14年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期非連結比4.2倍の2.6億円に急拡大し、10-3月期(上期)計画の3.3億円に対する進捗率は80.9%に達し、3年平均の41.4%も上回った。
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■インプレス <9479> 147円  +19 (+14.8%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 6日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は29%増益」が好感された。
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