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【テク】日経平均テクニカル:前日の陰線のなかでの推移


日経平均は反発。一時14000円を割り込む局面もみられたが、その後は急速に切り返しており、長い下ひげを残す形状に。ただし、前日の陰線のなかでの推移であり、明確な底打ちシグナルとは言えない状況である。

週足形状の一目均衡表では、引き続き雲上限を意識した形状であるが、週末段階でどの程度までリバウンドをみせられるかが注目される。終値ベースで長い下ひげを残せれば、目先的にはいったんはボトム形成が意識されるところであろう。日足のボリンジャーバンドの-2σが14310円辺り、週足では14340円辺りに位置している。売られ過ぎ感がある状況ではあるが、バンドが拡大傾向にあるため、-2σが上値抵抗として意識されてくる可能性がある。

新値足は陰線が9本つながっているが、足元の陰線が14000-14620円程度の大陰線であり、現時点では陽転シグナル発生のためには15000円を上回る必要がある。反転のための小幅な調整があった方がよさそうだ。

《KO》

 提供:フィスコ

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