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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):イビデン、GSユアサ、三井物、参天薬

■イビデン <4062> 1,905円  +163 (+9.4%)   本日終値
 4日に決算を発表。「今期経常を18%上方修正」が好感された。
 イビデン <4062> が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の252億円に急拡大した。
  ⇒⇒イビデンの詳しい業績推移表を見る

■GSユアサ <6674> 541円  +42 (+8.4%)   本日終値
 4日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が39%増益で着地・10-12月期も96%増益」が好感された。
 GSユアサ <6674> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比39.3%増の113億円に拡大し、通期計画の170億円に対する進捗率は5年平均の61.5%を上回る66.9%に達した。
  ⇒⇒GSユアサの詳しい業績推移表を見る

■三井物産 <8031> 1,409円  +94 (+7.2%)   本日終値
 5日に発表した「三井物産、自社株買いの実施を発表」が買い材料視された。
 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ (会社法第 165 条第 2項の規定 による定款の定めに基づく自己株式の取得)
  ⇒⇒三井物産の会社開示情報を見る

■参天製薬 <4536> 4,320円  +255 (+6.3%)   本日終値
 4日に決算を発表。「今期経常を3%上方修正」が好感された。
 参天薬 <4536> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.2%増の242億円に伸びた。
  ⇒⇒参天製薬の詳しい業績推移表を見る

■トヨタ自動車 <7203> 5,830円  +330 (+6.0%)   本日終値
 4日に決算(米国会計基準)を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比2.2倍の2兆224億円に急拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の2兆2900億円→2兆5300億円に10.5%上方修正し、増益率が63.1%増→80.2%増に拡大し、一気に6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒トヨタの詳しい業績推移表を見る

■淀川製鋼所 <5451> 424円  +22 (+5.5%)   本日終値
 4日、淀川鋼 <5451> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.63%にあたる100万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は5日から3月24日まで。同時に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比74.4%増の66.9億円に拡大して着地。通期計画の71億円に対する進捗率が94.3%に達したことで、業績上振れを期待する買いも向かった。

■アクシアル <8255> 1,494円  +73 (+5.1%)   本日終値
 4日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・10-12月期も67%増益」が好感された。
 アクシアル <8255> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.9%増の40.3億円に伸び、通期計画の47億円に対する進捗率は85.8%に達し、5年平均の81.6%も上回った。
  ⇒⇒アクシアルの詳しい業績推移表を見る

■ソニー <6758> 1,600円  +70 (+4.6%)   本日終値
 ソニー <6758> が急反発。日経新聞が5日付で「ソニーはパソコン事業を投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京・千代田)に売却する方向で最終調整に入った」と報じたことが買い材料視された。報道によると「タブレット(多機能携帯端末)の急速な普及で、ソニーのパソコン事業は営業赤字に陥っている。スマートフォン(スマホ)を成長の柱に位置付ける戦略を鮮明にして、不振のエレクトロニクス事業を立て直す」という。不振の一つだったパソコン事業の売却による構造改革推進を期待した買いが向かった。

■ドリコム <3793> 254,600円  +5,600 (+2.3%)   本日終値
 4日、東証が5日売買分からドリコム <3793> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■神戸製鋼所 <5406> 146円  -10 (-6.4%)   本日終値  東証1部 下落率5位
 4日、神戸鋼 <5406> が4億7083万1000株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う5775万株の第三者割当増資を実施するほか、自己株処分による1億0391万9000株の株式売り出しを発表したことが売り材料視された。新株発行が最大で5億2858万1000株と発行済み株式数の17%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は19日から25日までのいずれかの日に決定。最大で約1005億円の調達資金は、生産拠点の再編に伴い能力増強が必要になる加古川製鉄所の設備投資などに充当する。同時に、14年3月期の連結最終利益を従来予想の600億円→650億円(前期は269億円の赤字)に8.3%上方修正したが、特に買い材料視はされなかった。

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