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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):パナソニック、OKI、ライト、GMO-PG

■パナソニック <6752> 1,262円  +201 (+18.9%)   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 4日、パナソニック <6752> が決算(米国会計基準)を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前損益は3070億円の黒字(前年同期は2693億円の赤字)に浮上したことが買い材料。カーナビなどの車載機器が自動車メーカーの生産拡大で伸びたほか、住宅設備、建材などが国内で好調だった。また、赤字事業の収益改善や固定費削減のほか、年金制度変更に伴う一時益798億円を計上したことも寄与した。なお、通期の税引き前利益は従来予想の2100億円で据え置いたが、第3四半期累計(4-12月)の進捗率が146.2%とすでに上回っていることから、業績の上振れに期待した買いが向かった。

■沖電気工業 <6703> 252円  +37 (+17.2%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 4日、OKI <6703> が14年3月期の連結経常利益を240億円→340億円に41.7%上方修正。増益率が18.2%増→67.5%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は13年10月に続き、2回目。ATMの販売好調や構造改革などに伴いプリンタ事業の採算が急改善する中、円安による収益押し上げ効果と為替差益の拡大が利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが11.2倍→6.6倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■ライト工業 <1926> 730円  +100 (+15.9%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率4位
 4日、ライト <1926> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→57億円に90.0%上方修正。従来の5.0%減益予想から一転して80.4%増益見通しとなったことが買い材料。公共投資の増加に伴い基礎・地盤改良工事などの受注が伸びるうえ、施工の順調な進捗により売上が計画を14.3%も上回ることが寄与する。固定費の圧縮に取り組んだことも利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが19.2倍→11倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■GMO-PG <3769> 4,780円  +625 (+15.0%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 4日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は25%増益で着地」が好感された。
 GMO-PG <3769> が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。14年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比25.2%増の6億円に伸びた。
  ⇒⇒GMO-PGの詳しい業績推移表を見る

■東洋鋼鈑 <5453> 473円  +53 (+12.6%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 4日、洋鋼鈑 <5453> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の51億円→62億円に21.6%上方修正。増益率が54.6%増→88.0%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。機能材料関連事業で高品質の磁気ディスク用アルミ基板などが好調に推移する中、コスト削減などで主力の鋼板関連事業の採算が急改善することが寄与する。業績上振れに伴い、年間配当を8円→10円(前期は8円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが11.8倍→9.6倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■ヨロズ <7294> 1,994円  +216 (+12.2%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 4日、ヨロズ <7294> が14年3月期の連結経常利益を75億円→92億円に22.7%上方修正。従来の10.7%減益予想から一転して9.5%増益を見込み、一気に3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は13年8月に続き、2回目。完成車メーカーの生産拡大を背景に、自動車部品の販売が米国・アジアで想定より伸びる。円安による収益押し上げ効果と為替差益の増加も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが9.8倍→7.8倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■ミネベア <6479> 795円  +76 (+10.6%)   本日終値
 4日、ミネベア <6479> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の201億円に急拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の245億円→265億円(前期は76.7億円)に8.2%上方修正したことが買い材料。自動車や航空機などに使うベアリング(軸受け)部品が好調に推移することが利益を押し上げる。なお、同社の業績上方修正は昨年11月に続き3度目となる。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の7円→8円(前期は7円)に増額修正したことも支援材料。

■大日本スクリーン製造 <7735> 505円  +46 (+10.0%)   本日終値
 4日に決算を発表。「今期経常を17%上方修正」が好感された。
 スクリン <7735> が2月4日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は40.8億円の黒字(前年同期は66.6億円の赤字)に浮上して着地した。
  ⇒⇒大日本スクリーン製造の詳しい業績推移表を見る

■アシックス <7936> 1,822円  +166 (+10.0%)   本日終値
 4日に決算を発表。「今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
 アシックス <7936> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比47.4%増の249億円に拡大した。
  ⇒⇒アシックスの詳しい業績推移表を見る

■NTTデータ <9613> 3,775円  +330 (+9.6%)   本日終値
 4日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は51%増益」が好感された。
 ⇒⇒NTTデータの詳しい業績推移表を見る

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