【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ガンホー、ホクト、NOK、コクヨ
■ガンホー <3765> 623円 +13 (+2.1%) 本日終値
3日、ガンホー <3765> [JQ] が決算を発表。13年12月期の連結経常利益が前々期比9.6倍の901億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新したことが買い材料。スマートフォン向けの主力ゲーム「パズル&ドラゴンズ」の課金収入が膨らんだほか、「ケリ姫スイーツ」や「ディバインゲート」が堅調に推移した。業績好調に伴い、期末に上場以来初となる配当250円を実施する。なお、14年12月期の業績見通しは開示しなかった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.37%にあたる430万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好感された。買い付け期間は3月6日から4月30日まで。
■ホクト <1379> 1,903円 +18 (+1.0%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
3日、ホクト <1379> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の40億円に急拡大して着地したことが買い材料。主力のきのこ事業が新工場の稼動に加え、寒冷気候に伴う需要拡大により想定以上に販売単価が回復し、収益が急改善した。通期計画(37億円)を既に8.2%上回っているうえ、1-3月期は10-12月期に次ぎ収益比率が高いだけに、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。
■NOK <7240> 1,659円 +12 (+0.7%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
3日、NOK <7240> が、14年3月期の連結経常利益を従来予想の364億円→434億円に19.2%上方修正。増益率が3.4%増→23.3%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。業績の上方修正は13年11月に続き、2回目。主力のシール事業の販売が自動車向けを中心に想定以上に伸びる。円安による収益押し上げ効果や為替差益の拡大も利益を押し上げる。市場予想の390億円前後を大きく上回る見通しを示したことを好感する買いが向かった。
■コクヨ <7984> 706円 +3 (+0.4%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
3日、コクヨ <7984> が13年12月期の連結経常利益を従来予想の63億円→82億円に30.2%上方修正。増益率が2.6%増→33.5%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。首都圏などでオフィス家具の販売が好調だったことに加え、経費削減や円安に伴う為替差益も寄与した。
■東京応化工業 <4186> 2,057円 +2 (+0.1%) 本日終値
3日、東応化 <4186> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.0%増の89.9億円に拡大したことが買い材料視された。材料事業において、アジア向けに半導体用フォトレジストが引き続き好調でエレクトロニクス機能材料部門の伸びが顕著だったほか、高純度化学薬品部門も堅調だったことが利益を押し上げた。通期の経常利益計画(109億円)に対する4-12月期の同利益は進捗率が82.6%に達していることから、今後、業績見通しの上方修正に期待した買いも集まったようだ。
■日本ペイント <4612> 1,337円 -364 (-21.4%) 一時ストップ安 本日終値 東証1部 下落率トップ
3日、筆頭株主のウットラムを引受先に第三者割当増資を実施すると発表。22.6%の株式希薄化を警戒する売りが殺到。
■日立造船 <7004> 590円 -133 (-18.4%) 本日終値 東証1部 下落率2位
3日、日立造 <7004> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は33.1億円の赤字(前年同期は17.6億円の黒字)に転落し、併せて通期の同利益を従来予想の100億円→60億円(前期は112億円)に40%下方修正したことが売り材料。プロセス機器部門と精密機械部門の売上高減少に加え、環境・プラント部門や機械部門の利益率低下などが響く。
■船井電機 <6839> 1,076円 -187 (-14.8%) 本日終値 東証1部 下落率6位
3日に決算を発表。10-12月期(3Q)の営業損益が1.3億円の赤字で失望売り。
⇒⇒船井電機の詳しい業績推移表を見る
■日本製鋼所 <5631> 449円 -58 (-11.4%) 本日終値
3日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が54%減益で着地・10-12月期も42%減益」が嫌気された。
日製鋼 <5631> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比53.9%減の73.3億円に大きく落ち込んだが、通期計画の86億円に対する進捗率は85.3%に達し、5年平均の78.0%も上回った。
⇒⇒日本製鋼所の詳しい業績推移表を見る
■三菱食品 <7451> 2,127円 -243 (-10.3%) 本日終値
3日に決算を発表。「今期経常を一転12%減益に下方修正」が嫌気された。
三菱食品 <7451> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.0%減の138億円に減った。
⇒⇒三菱食品の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
3日、ガンホー <3765> [JQ] が決算を発表。13年12月期の連結経常利益が前々期比9.6倍の901億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新したことが買い材料。スマートフォン向けの主力ゲーム「パズル&ドラゴンズ」の課金収入が膨らんだほか、「ケリ姫スイーツ」や「ディバインゲート」が堅調に推移した。業績好調に伴い、期末に上場以来初となる配当250円を実施する。なお、14年12月期の業績見通しは開示しなかった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.37%にあたる430万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好感された。買い付け期間は3月6日から4月30日まで。
■ホクト <1379> 1,903円 +18 (+1.0%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
3日、ホクト <1379> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の40億円に急拡大して着地したことが買い材料。主力のきのこ事業が新工場の稼動に加え、寒冷気候に伴う需要拡大により想定以上に販売単価が回復し、収益が急改善した。通期計画(37億円)を既に8.2%上回っているうえ、1-3月期は10-12月期に次ぎ収益比率が高いだけに、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。
■NOK <7240> 1,659円 +12 (+0.7%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
3日、NOK <7240> が、14年3月期の連結経常利益を従来予想の364億円→434億円に19.2%上方修正。増益率が3.4%増→23.3%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。業績の上方修正は13年11月に続き、2回目。主力のシール事業の販売が自動車向けを中心に想定以上に伸びる。円安による収益押し上げ効果や為替差益の拡大も利益を押し上げる。市場予想の390億円前後を大きく上回る見通しを示したことを好感する買いが向かった。
■コクヨ <7984> 706円 +3 (+0.4%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
3日、コクヨ <7984> が13年12月期の連結経常利益を従来予想の63億円→82億円に30.2%上方修正。増益率が2.6%増→33.5%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。首都圏などでオフィス家具の販売が好調だったことに加え、経費削減や円安に伴う為替差益も寄与した。
■東京応化工業 <4186> 2,057円 +2 (+0.1%) 本日終値
3日、東応化 <4186> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.0%増の89.9億円に拡大したことが買い材料視された。材料事業において、アジア向けに半導体用フォトレジストが引き続き好調でエレクトロニクス機能材料部門の伸びが顕著だったほか、高純度化学薬品部門も堅調だったことが利益を押し上げた。通期の経常利益計画(109億円)に対する4-12月期の同利益は進捗率が82.6%に達していることから、今後、業績見通しの上方修正に期待した買いも集まったようだ。
■日本ペイント <4612> 1,337円 -364 (-21.4%) 一時ストップ安 本日終値 東証1部 下落率トップ
3日、筆頭株主のウットラムを引受先に第三者割当増資を実施すると発表。22.6%の株式希薄化を警戒する売りが殺到。
■日立造船 <7004> 590円 -133 (-18.4%) 本日終値 東証1部 下落率2位
3日、日立造 <7004> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は33.1億円の赤字(前年同期は17.6億円の黒字)に転落し、併せて通期の同利益を従来予想の100億円→60億円(前期は112億円)に40%下方修正したことが売り材料。プロセス機器部門と精密機械部門の売上高減少に加え、環境・プラント部門や機械部門の利益率低下などが響く。
■船井電機 <6839> 1,076円 -187 (-14.8%) 本日終値 東証1部 下落率6位
3日に決算を発表。10-12月期(3Q)の営業損益が1.3億円の赤字で失望売り。
⇒⇒船井電機の詳しい業績推移表を見る
■日本製鋼所 <5631> 449円 -58 (-11.4%) 本日終値
3日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が54%減益で着地・10-12月期も42%減益」が嫌気された。
日製鋼 <5631> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比53.9%減の73.3億円に大きく落ち込んだが、通期計画の86億円に対する進捗率は85.3%に達し、5年平均の78.0%も上回った。
⇒⇒日本製鋼所の詳しい業績推移表を見る
■三菱食品 <7451> 2,127円 -243 (-10.3%) 本日終値
3日に決算を発表。「今期経常を一転12%減益に下方修正」が嫌気された。
三菱食品 <7451> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.0%減の138億円に減った。
⇒⇒三菱食品の詳しい業績推移表を見る
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