【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):エプソン、ガイシ、前田工繊、ニフコ
■セイコーエプソン <6724> 3,055円 +354 (+13.1%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
1月31日、エプソン <6724> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の550億円→740億円に34.5%上方修正。増益率が3.1倍→4.2倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。業績の上方修正は13年10月に続き、3回目。欧米を中心としたハイエンド機種やプリンター消耗品の販売好調で、インクジェットプリンター事業の収益が想定より伸びる。高価格なプロジェクターの販売増や円安効果、コスト削減なども上振れに貢献する。業績好調に伴い、年間配当を26円→50円(前期は20円)に92.3%増額修正した。前日終値ベースの予想PERが15.9倍→10.4倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。また、野村証券が1月31日付で投資判断「バイ(買い)」を継続し、目標株価を2285円→3306円に増額したことも支援材料。
■日本ガイシ <5333> 1,964円 +207 (+11.8%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
1月31日、ガイシ <5333> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の328億円に急拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の360億円→450億円(前期は220億円)に25%上方修正したことが買い材料。セラミックス事業で、自動車関連製品の需要が増加したことや、エレクトロニクス事業でも、半導体設備投資の回復による半導体製造装置用セラミックス製品の需要が増加したことなどによる売上増加に加え、為替の円安が寄与する。
■前田工繊 <7821> 1,362円 +114 (+9.1%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
31日に決算を発表。「今期経常を40%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
前田工繊 <7821> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比51.8%増の12.6億円に拡大した。
⇒⇒前田工繊の詳しい業績推移表を見る
■ニフコ <7988> 2,903円 +209 (+7.8%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
1月31日、ニフコ <7988> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の128億円→160億円に25.0%上方修正。増益率が16.9%増→46.2%増に拡大し、一気に6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。業績の上方修正は13年10月に続き、2回目。自動車生産の増加を背景に、自動車向け合成樹脂成型品の販売が想定より拡大することが寄与。円安による収益押し上げ効果や為替差益の増加も利益を押し上げる。ベッド・家具事業の収益拡大も上振れに貢献する。業績上振れに伴い、年間配当を48円→53円(前期は47円)に増額修正した。
■ケーヒン <7251> 1,648円 +108 (+7.0%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
1月31日、ケーヒン <7251> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比55.9%増の64.9億円に拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の70億円→113億円(前期は26.5億円)に61.4%上方修正したことが買い材料。アジアでの二輪車製品の販売増加による増収や為替の円安に加え、1月1日付で連結子会社のケーヒン・サーマル・テクノロジーの残りの株式40%を追加取得したことに伴う、負ののれん発生益約25億円を計上することが利益を押し上げる。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→31円(前期は28円)に増額修正したことも支援材料となった。
■リコー <7752> 1,160円 +69 (+6.3%) 本日終値
3日付の朝刊で「新興国で再生複写機販売」と一部報じられたことが買い材料視された。
リコー <7752> が1月31日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比2.1倍の758億円に急拡大した。
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■ウシオ電機 <6925> 1,308円 +69 (+5.6%) 本日終値
1月31日、ウシオ電 <6925> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比93.1%増の121億円に拡大したことが買い材料視された。デジタルシネマプロジェクタの普及を背景にクセノンランプの販売が引き続き好調だったことに加え、スマートフォンやタブレット向け露光用UVランプが伸びた。また、映像装置分野も堅調に推移した。
■イズミヤ <8266> 475円 +25 (+5.6%) 本日終値
31日に発表した「H2Oリテイと経営統合」が買い材料。
H2Oリテイと6月1日付で経営統合。株式交換によりH2Oリテイが同社を完全子会社化する。同社株1株に対しH2Oリテイ株0.63株を割り当てる。
■日東工業 <6651> 1,883円 +98 (+5.5%) 本日終値
31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が22%増益で着地・10-12月期も73%増益」が好感された。
日東工 <6651> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.7%増の76.6億円に伸び、通期計画の102億円に対する進捗率は75.2%に達し、5年平均の61.4%も上回った。
⇒⇒日東工業の詳しい業績推移表を見る
■ナブテスコ <6268> 2,402円 +117 (+5.1%) 本日終値
31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が32%増益で着地・10-12月期も74%増益」が好感された。
ナブテスコ <6268> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.5%増の160億円に拡大したが、通期計画の221億円に対する進捗率は72.8%となり、5年平均の74.6%とほぼ同水準だった。
⇒⇒ナブテスコの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
1月31日、エプソン <6724> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の550億円→740億円に34.5%上方修正。増益率が3.1倍→4.2倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。業績の上方修正は13年10月に続き、3回目。欧米を中心としたハイエンド機種やプリンター消耗品の販売好調で、インクジェットプリンター事業の収益が想定より伸びる。高価格なプロジェクターの販売増や円安効果、コスト削減なども上振れに貢献する。業績好調に伴い、年間配当を26円→50円(前期は20円)に92.3%増額修正した。前日終値ベースの予想PERが15.9倍→10.4倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。また、野村証券が1月31日付で投資判断「バイ(買い)」を継続し、目標株価を2285円→3306円に増額したことも支援材料。
■日本ガイシ <5333> 1,964円 +207 (+11.8%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
1月31日、ガイシ <5333> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の328億円に急拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の360億円→450億円(前期は220億円)に25%上方修正したことが買い材料。セラミックス事業で、自動車関連製品の需要が増加したことや、エレクトロニクス事業でも、半導体設備投資の回復による半導体製造装置用セラミックス製品の需要が増加したことなどによる売上増加に加え、為替の円安が寄与する。
■前田工繊 <7821> 1,362円 +114 (+9.1%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
31日に決算を発表。「今期経常を40%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
前田工繊 <7821> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比51.8%増の12.6億円に拡大した。
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■ニフコ <7988> 2,903円 +209 (+7.8%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
1月31日、ニフコ <7988> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の128億円→160億円に25.0%上方修正。増益率が16.9%増→46.2%増に拡大し、一気に6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。業績の上方修正は13年10月に続き、2回目。自動車生産の増加を背景に、自動車向け合成樹脂成型品の販売が想定より拡大することが寄与。円安による収益押し上げ効果や為替差益の増加も利益を押し上げる。ベッド・家具事業の収益拡大も上振れに貢献する。業績上振れに伴い、年間配当を48円→53円(前期は47円)に増額修正した。
■ケーヒン <7251> 1,648円 +108 (+7.0%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
1月31日、ケーヒン <7251> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比55.9%増の64.9億円に拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の70億円→113億円(前期は26.5億円)に61.4%上方修正したことが買い材料。アジアでの二輪車製品の販売増加による増収や為替の円安に加え、1月1日付で連結子会社のケーヒン・サーマル・テクノロジーの残りの株式40%を追加取得したことに伴う、負ののれん発生益約25億円を計上することが利益を押し上げる。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→31円(前期は28円)に増額修正したことも支援材料となった。
■リコー <7752> 1,160円 +69 (+6.3%) 本日終値
3日付の朝刊で「新興国で再生複写機販売」と一部報じられたことが買い材料視された。
リコー <7752> が1月31日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比2.1倍の758億円に急拡大した。
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■ウシオ電機 <6925> 1,308円 +69 (+5.6%) 本日終値
1月31日、ウシオ電 <6925> が決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比93.1%増の121億円に拡大したことが買い材料視された。デジタルシネマプロジェクタの普及を背景にクセノンランプの販売が引き続き好調だったことに加え、スマートフォンやタブレット向け露光用UVランプが伸びた。また、映像装置分野も堅調に推移した。
■イズミヤ <8266> 475円 +25 (+5.6%) 本日終値
31日に発表した「H2Oリテイと経営統合」が買い材料。
H2Oリテイと6月1日付で経営統合。株式交換によりH2Oリテイが同社を完全子会社化する。同社株1株に対しH2Oリテイ株0.63株を割り当てる。
■日東工業 <6651> 1,883円 +98 (+5.5%) 本日終値
31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が22%増益で着地・10-12月期も73%増益」が好感された。
日東工 <6651> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.7%増の76.6億円に伸び、通期計画の102億円に対する進捗率は75.2%に達し、5年平均の61.4%も上回った。
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■ナブテスコ <6268> 2,402円 +117 (+5.1%) 本日終値
31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が32%増益で着地・10-12月期も74%増益」が好感された。
ナブテスコ <6268> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.5%増の160億円に拡大したが、通期計画の221億円に対する進捗率は72.8%となり、5年平均の74.6%とほぼ同水準だった。
⇒⇒ナブテスコの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース