【テク】日経平均テクニカル:15000円を抵抗に変えたくないが...
日経平均は続落で直近安値を下回っている。連日で長い下ひげを残す格好ではあるが、陰線連発でリバウンドは狙いづらい。一目均衡表の雲の中で推移しており、雲下限が支持線として意識されるものの、今後は雲が切り上がりをみせてくる。これに沿ったリバウンドをみせられないと、雲を割り込む格好でトレンドが一段と悪化してくる。その後は雲下限が上値抵抗に変わる可能性があり、調整が長期化することも考えられえる。
ボリンジャーバンドでは、-2σの水準で推移しているが、バンドが拡大傾向にあるため、バンドの下降に沿った形での調整が警戒されてくる。MACDも下降傾向にあるため、ボトム形成を見極めるところ。一方、新値足は陰線が7本つながったが、これは昨年5月の下落時と同じ本数となる。そろそろリバウンドのタイミングを意識しておきたいところではある。
《KO》
提供:フィスコ