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【テク】日経平均テクニカル:15000円近辺での攻防が長期化すると厳しい


日経平均は大幅反落で一時14900円を割り込んだが、引けでは辛うじて15000円をキープ。長い下ひげを残す格好となり、一目均衡表では雲下限が支持線として意識される。ボリンジャーバンドでは-2σでの攻防。ただし、明確なボトム形成は確認出来ておらず、明確なボトム形成を確認する必要がある。一目均衡表の雲が切り上がりをみせてくるため、まずは雲に沿ったリバウンドをみせ、早期に雲上限を突破する必要があるだろう。15000円近辺での攻防が長期化してしまうと、自然体で雲を割り込み、15200円辺りに切り上がりをみせてくる雲下限が上値抵抗に変わる可能性が出てくる。MACDは-320まで下げており、昨年8月後半につけた-330に接近。ここでボトムを形成できないと、6月にかけての下落局面でつけていた-720辺りまでの下げ余地が意識されてくる。

《KO》

 提供:フィスコ

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