【材料】花王が大幅反発、全般急反騰展開のなか決算発表を控え突っ込み狙いの買い

　　花王 <4452> が7日ぶり大幅反発。新興国不安が後退し、28日の欧米株式市場に続き、アジアでも香港、中国、インドなど主要市場がそろって反発展開となるなか、日経平均株価も300円超の急反騰しており同社株にも突っ込み狙いの買いが広がっている。加えて、同社が2月4日に前2013年12月期決算の発表を予定していることから、増額修正期待の買いが入っているようだ。

　　会社計画の前12月期連結営業利益予想は1160億円であり、日本経済新聞は12月に1160億円強と報じている。大和証券では同社の決算発表直前予想として、日経報道水準は超過が濃厚であり、従来の大和予想1200億円も上回る可能性があるとした。そして、今14年12月期についても、従来予想の1285億円は、決算発表後に上方修正する可能性があるという。
（執筆者：熱田和雄　ストック・データバンク）