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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):プラネックス、ラクーン、GDO、TYO

■プラネックス <6784> 736円  +100 (+15.7%) ストップ高    本日終値
 23日、プラネックス <6784> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の13.1%にあたる100万株(金額で7億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は23日から12月31日まで。

■ラクーン <3031> 765円  +100 (+15.0%) ストップ高    本日終値
 23日、ラクーン <3031> [東証M]が新規事業となるクラウド受発注ツール「COREC(コレック)」を3月中旬から提供を開始すると発表したことが買い材料。「コレック」は企業の業種や規模を問わず全てのBtoB(企業間取引)における受発注を、ウェブ上で一元管理できるツール。取引先ごとに異なる受発注手段でも「コレック」通すことで一つにまとめられ、受発注処理にかかるコストの削減と効率化をもたらす。14年4月期より無料で利用できる基本機能を提供し、来期以降により効率的に受発注を行える機能を有料オプションとして順次リリースする。発表を受けて、新規事業の収益への貢献に期待する買いが殺到した。

■GDO <3319> 241円  +17 (+7.6%)   本日終値
 23日、GDO <3319> [東証M] が13年12月期の経常損益(非連結)を従来予想の2億3000万円の黒字→2億8900万円の黒字(前々期連結は1億6800万円の赤字)に25.7%上方修正したことが買い材料。ゴルフ総合サービスサイト(GDOサイト)への年間来訪者数が過去最高を記録したことに加え、継続的に成長性・収益性の高いサービスへ経営資源投資を集中し、コスト最適化にも取り組んだこが利益を押し上げた。

■ティー・ワイ・オー <4358> 189円  +12 (+6.8%)   本日終値
 23日、東証がTYO <4358> [東証2]を30日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。市場2部から98日間という史上最短での1部への指定替えとなる。発表を受けて、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■東亜石油 <5008> 189円  -11 (-5.5%)   本日終値
 23日、東亜石 <5008> [東証2] が13年12月期の連結経常利益を従来予想の8.4億円→5.6億円(前々期は8.6億円)に33.3%下方修正したことが売り材料。京浜製油所やジェネックス水江発電所は概ね安定的に稼働を継続することができたものの、円安などにより原油輸入コストが上昇し、製品マージンが低迷したことが響いた。

■ソフバンテク <4726> 1,501円  -65 (-4.2%)   本日終値
 23日、ソフバンテク <4726> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→13億円(前期は16.5億円)に23.5%下方修正し、一転して21.6%減益見通しとなったことが売り材料。サービスインテグレーションビジネスが牽引役となって、売上高は当初計画を上回る見込みだが、ECBPOビジネスの下半期以降の業績が当初計画を下回る見込みとなったことや、競争環境の激化、プロジェクト工期の長期化などによる利益率の低下が響く。

■山一電機 <6941> 581円  -17 (-2.8%)   本日終値
 23日、東証と日証金が山一電機 <6941> について24日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■スターバクス <2712> 1,269円  +25 (+2.0%)   本日終値
 24日付の朝刊で「上陸18年、外食で利益首位へ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■三菱製紙 <3864> 92円  -2 (-2.1%)   本日終値
 24日付の朝刊で「R&Iが『ダブルBプラス』に格下げ」と一部報じられたことが売り材料視された。

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