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【経済】中国版リーマン・ショックの胎動


中国の信用バブルは、2008年のリーマン・ショック時の9兆ドルから2013年の23兆ドルまで、14兆ドル増加している。


バブルは必ず崩壊する、という歴史的事実から、今後は、中国版のリーマン・ショック、ギリシャ金融危機の再現に警戒する展開となる。


1月13日に、30億元の富裕層向けの金融商品(WMPウェルス・マネージメント・プロダクト)の満期が到来することで、その動向が注目されている。


周小川中国人民銀行総裁による流動性供給を受けて、中国の金融市場はやや沈静化しつつあるが、理財商品などのデフォルト(債務不履行)をきっかけに、中国発のバブル崩壊、金融危機が勃発する可能性に警戒することになる。


中国のバブル崩壊は、東京株式市場からのリスク回避を誘発することになる。

《MY》

 提供:フィスコ

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