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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ホットリンク、メルコ、アルプス、ニフコ

■ホットリンク <3680> 20,790円  +3,890 (+23.0%) 一時ストップ高    本日終値
 21日昼、ホットリンク <3680> [東証M]が2月28日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■メルコホールディングス <6676> 1,792円  +211 (+13.4%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 20日、メルコ <6676> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→34億円に30.8%上方修正。増益率が2.6%増→34.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。消費増税による駆け込み需要が発生する中、値引き抑制や在庫管理の適正化、経費削減などで採算が改善する。

■アルプス電気 <6770> 1,294円  +93 (+7.7%)   本日終値
 ゴールドマン・サックス証券が20日付けでアルプス <6770> の投資判断を「中立→買い」に引き上げ、コンビクションリスト(強い買い推奨)に採用し、目標株価も970円→1430円に増額したことが買い材料視された。同証券では、14年の中国スマートフォンモデルでは10メガ以上の高画素カメラ搭載が大きく進む見通しなので、同社にとっては駆動部分に使うVCM(ボイスコイルモータ)の収益拡大が期待されるほか、円安効果を含めて車載事業の拡大が進むと指摘している。

■ニフコ <7988> 2,898円  +120 (+4.3%)   本日終値
 ニフコ <7988> が3日ぶりに反発。日経新聞が21日付けで「ニフコの2013年4~12月期の連結営業利益は、前年同期比41%増の115億円前後となったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「4~12月期としては過去最高水準。自動車メーカーの生産拡大で車体と内装部品などをつなぎ合わせる樹脂製の留め具(ファスナー)の販売が伸びた」という。14年通期の営業利益もアジアなどで樹脂部品の販売好調で従来予想を上回る公算が大きいとしており、業績好調報道を好感した買いが向かった。

■全国保証 <7164> 4,590円  +180 (+4.1%)   本日終値
 20日、全国保証 <7164> が2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■メディアドゥ <3678> 15,000円  +520 (+3.6%)   本日終値
 20日、メディアドゥ <3678> [東証M]が2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■三菱鉛筆 <7976> 2,580円  +69 (+2.8%)   本日終値
 菱鉛筆 <7976> が続伸。日経新聞が21日付で「三菱鉛筆の2013年12月期は連結経常利益が前の期に比べ4割強増え、93億円程度になったようだ。従来予想の90億円を上回り、11年12月期以来、2期ぶりに最高益となった」と報じたことが買い材料視された。報道によると、国内でボールペン「ジェットストリーム」の販売好調が続いたうえ、海外ではシンガポールや韓国、アジアなどで筆記具の販売が伸びた。円安による為替差益(8億-9億円)も利益を押し上げたという。なお、14年12月期については円安に伴う輸入材料の仕入れ原価上昇が収益を圧迫し、利益の伸びは鈍化しそうと伝えている。

■東海カーボン <5301> 355円  +6 (+1.7%)   本日終値
 20日、東海カ <5301> がカナダの自動車向け炭素素材メーカーを3月に約182億円で買収すると発表したことが買い材料視された。買収するのはパイプライン大手トランスカナダ傘下のカンカーブ社で、自動車向け各種ゴム製品や耐火物用途向けサーマルブラックの製造・販売を手掛ける。カンカーブ社の発行済み株式100%のほか、工場内にある売電用自家発電施設をグループ会社から買い取る。現地企業買収による収益拡大を期待した買いが向かった。

■デジタルガレージ <4819> 2,969円  +26 (+0.9%)   本日終値
 20日、Dガレージ <4819> [JQ] が14年6月期上期(7-12月)の連結営業損益を従来予想の3億円の赤字→7.5億円の黒字に上方修正。従来の赤字予想から一転して58.9%増益見通しとなったことが買い材料。株式市場の好転を背景に、投資先の株式公開による利益が計画を上回ったことが寄与。マーケティング事業とペイメント事業が堅調だったことも営業黒字につながった。さらに、連結子会社の香港市場への上場に伴い約3億円の特別利益が発生し、最終利益も1億円→13億円と、従来の89.0%減益予想から一転して42.4%増益に13倍上方修正した。

■たけびし <7510> 728円  +100 (+15.9%) ストップ高    本日終値
 20日、たけびし <7510> [東証2]が株主優待制度を導入すると発表したことが買い材料。3月末現在の100株以上保有の株主を対象にクオカードまたはお米券を年1回贈呈する。100株以上1000株未満では、継続保有期間3年未満でクオカード1500円分またはお米券3枚、3年以上で同2000円分または同4枚。1000株以上では、3年未満が2500円分または5枚、3年以上が3500円分または7枚としている。

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