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【材料】メイコーが急反発、「プリント基板の銅使用量を半減」

 メイコー <6787> [JQ]が急反発。日経産業新聞が15日付で「プリント基板メーカーのメイコーは、銅の使用量を半減できるプリント基板の製造手法を開発した」と報じたことが買い材料視された。

 報道によると、新工法は樹脂などのコア材にめっき処理で銅の配線パターンをつくる。4割から5割の銅廃液が捨てられるエッチング処理に比べ無駄をなくせ、基板の製造コスト減や環境負荷の軽減につながる。車載用電源機器など大きな電流を扱う機器に向け14年度中の量産出荷を目指すという。

 同時に、銅めっきの処理時間を10分の1に短縮する技術も開発。「新型基板関連の売り上げを数年後に100億円規模まで育てたい考えだ」と伝えており、中期的な業績への貢献に期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)

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