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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):コムチュア、協和コンサル、北恵、エフテック

■コムチュア <3844> 2,200円  +156 (+7.6%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 コムチュア <3844> が続急伸。日経新聞が9日付で「企業の情報システム構築を支援するコムチュアの2013年4~12月期は、連結営業利益が7億円強と前年同期比約4割増えたもようだ。4~12月期としては過去最高」と報じたことが買い材料視された。報道によると、好採算のクラウド上で社内の営業情報を共有するシステムの販売が4割伸びたうえ、ホンダからの大型案件受注や地銀向けのシステム構築案件の増加なども寄与したという。4-12月期は会社計画以上に進捗したもようで、足元の受注が引き続き好調なことを勘案すると、通期は会社計画(最終利益は30%増の6.2億円)を上振れる可能性が高いと伝えたことも買いに拍車を掛けた。

■協和コンサルタンツ <9647> 180円  +4 (+2.3%)   本日終値
 8日、協和コンサル <9647> [JQ] が13年11月期の連結経常利益を従来予想の1億7000万円→2億3000万円(前々期は1億4100万円)に35.3%上方修正したことが買い材料。期初に予定していた人的投資と新規事業投資の時期が変更になったことや、一般経費が圧縮された関係で販売管理費が減少したことが利益を押し上げた。

■北恵 <9872> 532円  +4 (+0.8%)   本日終値
 8日、北恵 <9872> [東証2] が決算を発表。13年11月期の連結経常利益は前々期比30.1%増の9.3億円に拡大し、従来予想の8.3億円を13.0%上回って着地。続く14年11月期も前期比2.3%増の9.6億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期も太陽光発電システムを中心とした施工付き販売の好調などで3.0%増収を見込む。業績好調に伴い、前期の年間配当を10円→12円(前々期は10円)に増額し、今期も12円を継続する方針を示したことも買いに拍車を掛けた。

■エフテック <7212> 1,518円  -165 (-9.8%)   本日終値  東証1部 下落率トップ
 8日、エフテック <7212> が261万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う39万株の第三者割当増資を実施すると発表。新株発行が最大で発行済み株式数の24.2%およぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。発行価格は20日から22日までのいずれかの日に決定。最大で約42億円の調達資金は約35億円を国内の生産ラインの統廃合や開発能力拡充などを目的とした設備投資に使い、残りを短期借入金の返済に充てる。

■NEC <6701> 254円  +9 (+3.7%)   本日終値
 9日付の朝刊で「東南アジアで企業向け基幹業務システムを格安販売」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ミニストップ <9946> 1,621円  -39 (-2.4%)   本日終値
 8日に決算を発表。「今期最終を一転53%減益に下方修正」が嫌気された。
 ミニストップ <9946> が1月8日大引け後(15:00)に決算を発表。14年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終利益は前年同期比13.3%減の19.5億円に減った。
  ⇒⇒ミニストップの詳しい業績推移表を見る

■ヴィンクス <3784> 1,225円  +89 (+7.8%)   本日終値
 8日に発表した「ウィンコール・ニックスドルフと提携」が買い材料。

■ジーフット <2686> 1,920円  +80 (+4.4%)   本日終値
 8日に決算を発表。「3-11月期(3Q累計)経常は35億円で着地」が好感された。
 ジーフット <2686> [名証2] が1月8日後場(15:00)に決算を発表。14年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は35.3億円となり、通期計画の54.5億円に対する進捗率は64.8%となった。
  ⇒⇒ジーフットの詳しい業績推移表を見る

■日立ハイテクノロジーズ <8036> 2,767円  +54 (+2.0%)   本日終値
 9日付の朝刊で「半導体製造装置の受注の回復が鮮明」と一部報じられたことが買い材料視された。

■パナソニック <6752> 1,315円  +25 (+1.9%)   本日終値
 9日付の朝刊で「社長『住宅・自動車分野などで買収検討、積極投資に転換へ』」と一部報じられたことが買い材料視された。

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