【通貨】東京為替:ドル・円は104円96銭付近、日銀の追加緩和期待で堅調に推移
ドル・円は104円96銭付近で推移。ドル・円は一時104円98銭まで上昇。日銀の白井審議委員のシンガポールでの講演内容が伝えられたが、追加緩和の可能性について言及したことが意識されたようだ。
市場参加者の間では、明日10日に発表される米12月雇用統計はまずまず良好な内容になるとの見方が多い。米FRBによる量的緩和策の縮小は着実に実行されるとの思惑も浮上しており、ドル相場を下支えしている。日経平均株価の短期的な値動きは無視できないとの声が聞かれているが、現時点では株安を嫌気したリスク回避的な円買い・ドル売りのフローは増えていないようだ。
11時14分時点でドル・円は104円96銭、ユーロ・円は142円47銭、ポンド・円は172円69銭、豪ドル・円は93円11銭付近で推移。上海総合指数は、2042.99(前日比-0.07%)で推移している。
《KO》
提供:フィスコ