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【材料】日本精鉱がストップ高買い気配、「レアメタル使用量半減の添加剤を開発」

 日精鉱 <5729> [東証2]がストップ高。日経産業新聞が9日付で「日本精鉱は配線ケーブルなどに練り込む難燃剤向けに、レアメタル(希少金属)であるアンチモンの使用量を半分に減らした添加剤を開発した」と報じたことが買い材料視された。

 報道によると「アンチモンは中国からの輸入に依存しており、使用量を減らすことで調達リスクを軽減する」という。既存の添加剤より2割程度安くし、2-3年後をメドに樹脂加工メーカーに売り込むとしており、将来的な業績への寄与に期待した買いが向かった。株価は80円ストップ高の389円買い気配で昨年来高値を更新した。
(「株探」編集部)

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