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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ロングライフ、ネクステージ、ワタベ、シライ電子

■ロングライフ <4355> 317円  +32 (+11.2%)   本日終値
 30日、ロングライフ <4355> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.85%にあたる20万株(金額で7000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6日から3月31日まで。

■ネクステージ <3186> 488円  +38 (+8.4%)   本日終値
 6日午前、ネクステージ <3186> [東証M] が13年11月期の連結経常利益を従来予想の9.8億円→10.5億円(前々期は8.7億円)に7.2%上方修正し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。13年11月期の国内中古車登録台数が前年比99.3%(637万2047台)と前年を下回るなか、順調に販売台数を伸ばしたことが利益を押し上げた。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の16.12円→17円に増額修正したことも支援材料。

■ワタベウェディング <4696> 677円  +23 (+3.5%)   本日終値
 ワタベ <4696> が5日続伸。日経新聞が5日付で「婚礼大手のワタベウェディングは中国人向けの挙式事業に力を入れる」と報じたことが買い材料視された。報道によると、同社は中国では香港と上海に営業所を持つが、14年秋までに北京など3ヵ所に営業所を新設。さらに16年8月期までに同国の営業所を10ヵ所以上に拡大し、中国人の挙式の取扱数を現在の5倍の年5000件を目指す。沖縄やグアム島など海外リゾート地の系列チャペルでの挙式を働きかけ、中国人の需要を開拓するとしており、中国事業の成長による業績拡大に期待する買いを誘った。

■シライ電子工業 <6658> 340円  -20 (-5.6%)   本日終値
 12月30日、東証と日証金がシライ電子 <6658> [JQ]について6日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■マルハニチロ <1334> 180円  -3 (-1.6%)   本日終値
 12月31日付の朝刊で「冷食の農薬検出で意図的混入の疑い」と一部報じられたことが売り材料視された。

■スズキ <7269> 2,789円  -39 (-1.4%)   本日終値
 3日付の朝刊で「インド子会社の12月新車販売台数は4.4%減。2ヵ月連続で前年下回る」と一部報じられたことが売り材料視された。

■洋インキHD <4634> 523円  +4 (+0.8%)   本日終値
 4日付の朝刊で「中国・四川省に新聞向けインキ工場を新設」と一部報じられたことが買い材料視された。

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