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【テク】日経平均テクニカル:1991年以降の上値切り下げトレンドの上限を捉える


日経平均は一時16300円を回復し、年初来高値を更新。小幅なレンジだったが、ボリンジャーバンドの拡大傾向にある+2σに沿った強いトレンドを継続している。一時16300円を回復する局面をみせたが、+2.5σを超える状況ではなく、過熱感は強まっていない。一目均衡表では保ち合いを上放れ、上昇する転換線、基準線が支持線として機能している。

MACDは495まで上昇しているが、まだ12月前半の570辺りには届いておらず、さらに5月の上昇時には990辺りまで上昇していたこともあり、上値余地はある。新値足は陽線が7本積み上がっており、10月のリバウンド局面、11月のリバウンド局面に並んでいる。利益確定が出やすいところではあるが、波動としてはもう一段の上昇が期待される。また、年足では1991年以降の上値切り下げトレンドの上限を捉えている。長期トレンド転換が期待される。

《KO》

 提供:フィスコ

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