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【テク】日経平均テクニカル:長期トレンド転換への期待


27日の日経平均は、高値更新後はこう着となったが、上昇する5日線がサポートとして機能しているほか、下ひげ形成によって押し目買い意欲が窺える。ボリンジャーバンドでは+2σを超えていたため過熱感も警戒されやすかったが、+2σから大きく上放れることはなく、+2σ近辺でのこう着と、理想的な値動きに。

MACDは460辺りまで上昇してきたが、まだ12月前半の570辺りには届いておらず、さらに5月の上昇時には990辺りまで上昇していたこともあり、上値余地はある。新値足は小幅に上昇したことによって、陽線が6本つながってきている。10月のリバウンド局面では7本、11月の局面では8本つながっており、波動としてはもう一段の上昇が期待される。また、年足では1991年以降の上値切り下げトレンドの上限に接近している状況であり、長期トレンド転換への期待されるところ。大納会でのもう一段の上昇に期待したい。

《KO》

 提供:フィスコ

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