市場ニュース

戻る
 

【経済】日経225証拠金取引、16000円台到達は年明け以降との見方


東京金融取引所(金融取)の日経225証拠金取引では、前週まで増加基調にあった個人投資家の買いポジションの調整が進んでいる。金融取が20日発表した売買別建玉数量によれば、18日取引終了時点(19日午前6時現在)で投資家のネット買建玉(買建玉?売建玉)が2万5261枚と前週末時点の3万0454枚から17%減少した。

19日未明、米FOMCの発表内容を好感し、同日早朝の日経225証拠金取引は一時15900円台まで急騰したことから、個人投資家が利益確定の売りに転じたものとみられる。週明けは海外市場で休場が相次いでいることから、海外勢の積極的な売買が期待できない状況下、日経平均がザラ場ベースでの年初来高値15942円を更新するのは難しいと判断した個人投資家が多かったもよう。16000円台到達は年明け以降の楽しみに取っておきたいといったところか。

《MT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均