【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アサツーDK、セプテニHD、北洋銀、東レ
■アサツー ディ・ケイ <9747> 2,490円 +162 (+7.0%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
17日、アサツーDK <9747> が13年12月期の期末配当を10円→122円(前期期末は101円)に大幅増額修正したことが買い材料。有価証券売却益の発生に伴い、特別配当112円を実施する。年間配当は132円(前期は111円)になる。期末配当の利回りは前日終値ベースで5.2%に急上昇。25日が権利確定日とあって、配当取り狙いの買いが向かった。
■セプテニHD <4293> 1,207円 +72 (+6.3%) 本日終値
セプテニHD <4293> [JQ]が続急伸。日経新聞が18日付で「ネット広告のセプテーニ・ホールディングスの2014年9月期の連結営業利益は、前期比26%増の20億円前後と3期連続で最高となりそうだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、ネット広告事業でフェイスブックやツイッターといった利益率の高い交流サイト向けの広告が堅調なうえ、スマートフォン向け広告も好調で売上高に占める比率は50%を超すまでに成長するもよう。交流ゲーム開発や新規事業を手掛けるメディアコンテンツ事業の赤字幅縮小も利益を押し上げるという。会社側の今期業績見通しは非開示だが、報道を受けて好業績を期待する買いが向かった。
■北洋銀行 <8524> 423円 +24 (+6.0%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
17日、北洋銀 <8524> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の340億円→1000億円に2.9倍上方修正。増益率が12.7%増→3.3倍に拡大し、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。有価証券売却益が701億円発生することが利益を押し上げる。同時に、公的資金の残額700億円について、14年3月11日以降、優先株を買い戻す形で完済すると発表。再建完了にメドをつけたことを好感する買いも向かった。
■東レ <3402> 723円 +16 (+2.3%) 本日終値
東レ <3402> が続伸。日経新聞が18日付で「東レは2016年度をメドに航空機などの軽量素材として使われる炭素繊維の生産能力を現在より5割以上増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると「日米の生産拠点を中心に1200億円規模を投資する見通し」としている。炭素繊維の量産規模拡大による業績貢献を期待した買いが向かった。
■ローム <6963> 4,505円 +85 (+1.9%) 本日終値
17日、ローム <6963> が東京都八王子市の工場跡地を大和ハウス <1925> に約140億円で売却し、売却益約52億円を14年1-3月期の特別利益に計上すると発表したことが買い材料視された。売却するのは子会社のラピスセミコンダクタの工場跡地で、現在は遊休地になっている。同社では14年3月期の業績予想の修正については現在精査中で、修正が必要となった場合には速やかに開示するとしており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■コムシード <3739> 492円 +80 (+19.4%) ストップ高買い気配 本日終値
コムシード <3739> [名証C]が17日、韓国のゲーム会社Danal Games Inc.と共同制作したスマートフォン向けゲーム「LINE ダッシュガール」を、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」のゲームサービス「LINE GAME」向けに配信を開始すると発表したことが買い材料。同タイトルは、iPhoneとAndroidに対応した無料のスクロールランアクションゲームで、アイテム課金制を採用する。発表を受けて、14年夏の上場観測が高まる「LINE」関連銘柄として注目する買いが殺到した。
■有沢製作所 <5208> 577円 +33 (+6.1%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
17日、有沢製 <5208> が14年3月期の連結最終利益を従来予想の13億円→27億円に2.1倍上方修正。増益率が42.1%増→3.0倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。台湾の持ち分法適用会社の株式売却益14億円を特別利益に計上することが利益を押し上げる。配当増額など株主還元を期待する買いも向かった。
■ヒトコム <3654> 1,608円 +63 (+4.1%) 本日終値
17日、ヒトコム <3654> が、11月度の月次売上高が前年同月比14.9%増に伸びたと発表したことが買い材料。伸び率が2ケタに乗せたのは8月以来、3ヵ月ぶり。9月からの累計売上高の伸び率も前年比10.6%増と好調に推移。
■オンコリス <4588> 2,730円 +80 (+3.0%) 本日終値
17日、オンコリス <4588> [東証M]が開発を進めるOBP-301(テロメライシン)に関する物質特許が欧州で特許査定を受けたことに基づき、欧州14ヵ国に登録手続きを行うと発表したことが買い材料視された。OBP-301は制限増殖型の腫瘍溶解ウイルスで、臨床では主に腫瘍部位への局所注入による治療を行い、OBP-301の持つ癌特異性を発揮することによって全身性の副作用が大幅に軽減されることが期待されている。 今回の欧州における登録手続きが完了すると、OBP-301に関する物質特許は日本、米国、欧州14ヵ国を含む全24ヵ国で成立することになり、今後のOBP-301の商業化に向けた重要なマイルストーンとなるとしており、将来的な業績への貢献を期待した買いが向かった。
株探ニュース
17日、アサツーDK <9747> が13年12月期の期末配当を10円→122円(前期期末は101円)に大幅増額修正したことが買い材料。有価証券売却益の発生に伴い、特別配当112円を実施する。年間配当は132円(前期は111円)になる。期末配当の利回りは前日終値ベースで5.2%に急上昇。25日が権利確定日とあって、配当取り狙いの買いが向かった。
■セプテニHD <4293> 1,207円 +72 (+6.3%) 本日終値
セプテニHD <4293> [JQ]が続急伸。日経新聞が18日付で「ネット広告のセプテーニ・ホールディングスの2014年9月期の連結営業利益は、前期比26%増の20億円前後と3期連続で最高となりそうだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、ネット広告事業でフェイスブックやツイッターといった利益率の高い交流サイト向けの広告が堅調なうえ、スマートフォン向け広告も好調で売上高に占める比率は50%を超すまでに成長するもよう。交流ゲーム開発や新規事業を手掛けるメディアコンテンツ事業の赤字幅縮小も利益を押し上げるという。会社側の今期業績見通しは非開示だが、報道を受けて好業績を期待する買いが向かった。
■北洋銀行 <8524> 423円 +24 (+6.0%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
17日、北洋銀 <8524> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の340億円→1000億円に2.9倍上方修正。増益率が12.7%増→3.3倍に拡大し、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。有価証券売却益が701億円発生することが利益を押し上げる。同時に、公的資金の残額700億円について、14年3月11日以降、優先株を買い戻す形で完済すると発表。再建完了にメドをつけたことを好感する買いも向かった。
■東レ <3402> 723円 +16 (+2.3%) 本日終値
東レ <3402> が続伸。日経新聞が18日付で「東レは2016年度をメドに航空機などの軽量素材として使われる炭素繊維の生産能力を現在より5割以上増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると「日米の生産拠点を中心に1200億円規模を投資する見通し」としている。炭素繊維の量産規模拡大による業績貢献を期待した買いが向かった。
■ローム <6963> 4,505円 +85 (+1.9%) 本日終値
17日、ローム <6963> が東京都八王子市の工場跡地を大和ハウス <1925> に約140億円で売却し、売却益約52億円を14年1-3月期の特別利益に計上すると発表したことが買い材料視された。売却するのは子会社のラピスセミコンダクタの工場跡地で、現在は遊休地になっている。同社では14年3月期の業績予想の修正については現在精査中で、修正が必要となった場合には速やかに開示するとしており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■コムシード <3739> 492円 +80 (+19.4%) ストップ高買い気配 本日終値
コムシード <3739> [名証C]が17日、韓国のゲーム会社Danal Games Inc.と共同制作したスマートフォン向けゲーム「LINE ダッシュガール」を、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」のゲームサービス「LINE GAME」向けに配信を開始すると発表したことが買い材料。同タイトルは、iPhoneとAndroidに対応した無料のスクロールランアクションゲームで、アイテム課金制を採用する。発表を受けて、14年夏の上場観測が高まる「LINE」関連銘柄として注目する買いが殺到した。
■有沢製作所 <5208> 577円 +33 (+6.1%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
17日、有沢製 <5208> が14年3月期の連結最終利益を従来予想の13億円→27億円に2.1倍上方修正。増益率が42.1%増→3.0倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。台湾の持ち分法適用会社の株式売却益14億円を特別利益に計上することが利益を押し上げる。配当増額など株主還元を期待する買いも向かった。
■ヒトコム <3654> 1,608円 +63 (+4.1%) 本日終値
17日、ヒトコム <3654> が、11月度の月次売上高が前年同月比14.9%増に伸びたと発表したことが買い材料。伸び率が2ケタに乗せたのは8月以来、3ヵ月ぶり。9月からの累計売上高の伸び率も前年比10.6%増と好調に推移。
■オンコリス <4588> 2,730円 +80 (+3.0%) 本日終値
17日、オンコリス <4588> [東証M]が開発を進めるOBP-301(テロメライシン)に関する物質特許が欧州で特許査定を受けたことに基づき、欧州14ヵ国に登録手続きを行うと発表したことが買い材料視された。OBP-301は制限増殖型の腫瘍溶解ウイルスで、臨床では主に腫瘍部位への局所注入による治療を行い、OBP-301の持つ癌特異性を発揮することによって全身性の副作用が大幅に軽減されることが期待されている。 今回の欧州における登録手続きが完了すると、OBP-301に関する物質特許は日本、米国、欧州14ヵ国を含む全24ヵ国で成立することになり、今後のOBP-301の商業化に向けた重要なマイルストーンとなるとしており、将来的な業績への貢献を期待した買いが向かった。
株探ニュース