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【テク】日経平均テクニカル:反転のための調整が欲しいところ


日経平均は反発をみせたが、5日、25日線が上値抵抗として意識されており、短期デッドクロス示現。ボリンジャーバンドでは、バンドが収れんするなかで、中心値(25日)と+1σとのレンジ内で推移。MACDはシグナルともに下向きで乖離を広げながらの調整。パラボリックについても、SAR値との乖離が拡大しており、陽転シグナル発生へのハードルが切り上がっている。新値足は陰線を2本つなげたまま。

一目均衡表では、転換線と基準線に挟まれた格好での調整トレンド。週後半から来週にかけて、遅行スパンが下方転換シグナルを発生させてくる可能性。ここからリバウンドに向かうよりは、基準線辺りまでの調整を経て、先行きの反転に向けたハードルを切り下げておいた方がよさそうだ。15000円の底固めなど、反転のための調整が欲しいところである。

《KO》

 提供:フィスコ

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