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【経済】不吉な兆候? ヒンデンブルグ・オーメンとVIX指数


明朝の連邦公開市場委員会(FOMC)声明でのテーパリング(量的緩和縮小)の確率は50%程度と報じられている。


ニューヨーク株式市場での警戒感からか、VIX指数は16%台に乗り、今年3度目となる「ヒンデンブルグ・オーメン」が出現している。


4月15日の1回目のヒンデンブルグ・オーメンは、「Sell in May」を誘発し、2回目の8月5日のヒンデンブルグ・オーメンも、調整局面を示唆していた。


3回目のヒンデンブルグ・オーメンが、これまでと同様のニューヨーク株式市場の下落を齎すのであれば、バーナンキFRB議長が実質的に最後となる連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和縮小)を開始することになる。


量的緩和第3弾(QE3)での850億ドルの資産購入額を50億ドル-200億ドル程度減額し、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)の厳格化を図り、工程表を提示することで、イエレン第15代FRB議長の負担を軽減するのではないだろうか。

《MY》

 提供:フィスコ

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