【テク】日経平均テクニカル:25日線での攻防、明確なリバウンドをみせたいところ
日経平均は25日線が支持線として機能しているが、5日線に上値を抑えられている。シカゴ先物の流れから+1σに近づくトレンドが期待されていたが、結果的には25日線での攻防だった。バンドは収れんしてきているため、次第に煮詰まり感が台頭してくる可能性がある。現時点ではボリンジャーバンドの+1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移。
一目均衡表では転換線が上値抵抗となる可能性があるほか、MACDは陰転が継続している。パラボリックは揺るやかに下降するSAR値に上値を抑えられる形状。新値足についても長い陰線のなかでの推移であり、ボトム形成は確認出来ていない。遅行スパンが下方転換シグナルを発生させてくるため、そろそろ明確なリバウンドをみせておきたいところである。
《KO》
提供:フィスコ