【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):グリー、シャープ、プレス工、フジコピアン
■グリー <3632> 1,165円 +26 (+2.3%) 本日終値
ゴールドマン・サックス証券が11日付でグリー <3632> の投資判断を「売り→中立」に引き上げ、目標株価も680円→820円に増額したことが買い材料視された。同証券ではコスト削減によって下値余地が縮小したことや、従来以上にサードパーティーのブラウザゲームが健闘していることを評価した。
■シャープ <6753> 341円 +1 (+0.3%) 本日終値
シャープ <6753> が4日続伸。日経新聞が11日付で「米ヒューレット・パッカード(HP)と複写機事業で提携交渉中のシャープは10日、HPにOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで合意した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「来年1月から、中国工場で生産した高性能A3対応機をHPに供給する」という。価格は1台500万円以上とみられ、年間数10億円の増収効果が見込めるとしており、将来的な収益貢献に期待した買いが向かった。
■プレス工業 <7246> 429円 -21 (-4.7%) 本日終値 東証1部 下落率10位
10日、プレス工 <7246> が100億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが嫌気された。調達資金99億7500万円のうち、自動車関連として13億円を国内工場の生産ライン更新や能力増強に、55億円をタイとインドネシアの海外子会社への投融資資金に充当。建設機械関連事業で、11億円を中国子会社への投融資に充てるほか、残額を借入金の返済に充てる。転換価格は594円で、発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は14.77%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。
■フジコピアン <7957> 192円 +17 (+9.7%) 本日終値
10日、フジコピアン <7957> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.17%にあたる50万株(金額で9000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は12月11日から14年6月30日まで。
■TASAKI <7968> 821円 +51 (+6.6%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
10日、TASAKI <7968> が13年10月期の連結経常損益を従来予想のトントン→1.6億円の黒字(前々期は6.6億円の赤字)に上方修正したことが買い材料。百貨店などでの販売好調で、主力の国内小売り事業の売上が想定を上回ったことが寄与。円安による為替差益の発生も利益を押し上げた。
■ケア21 <2373> 2,297円 +7 (+0.3%) 本日終値
10日、ケア21 <2373> [JQ]が決算を発表。13年10月期の連結経常利益は前々期比3.6%増の5.2億円に伸び、14年10月期も前期比68.9%増の8.8億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。前期は在宅系介護、施設系介護とも新規事業所・施設の開設などを推し進め、売上高の拡大に注力した。今期も積極的な在宅介護や介護施設の拠点新設で21.2%の大幅増収を見込む。また、今期の期末一括配当を10円増の50円に増配する方針を示したことも支援材料。
■トミタ電機 <6898> 149円 -23 (-13.4%) 本日終値
10日に決算を発表。「8-10月期(3Q)経常は赤字転落」が嫌気された。
トミタ電機 <6898> [JQ] が12月10日大引け後(16:00)に決算を発表。14年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は2300万円の黒字(前年同期は4400万円の赤字)に浮上し、通期計画の2700万円に対する進捗率は85.2%となった。
⇒⇒トミタ電機の詳しい業績推移表を見る
■サイバーエージェント <4751> 4,520円 +90 (+2.0%) 本日終値
11日付の朝刊で「14年に東証1部に上場目指す方針」と一部報じられたことが買い材料視された。
株探ニュース
ゴールドマン・サックス証券が11日付でグリー <3632> の投資判断を「売り→中立」に引き上げ、目標株価も680円→820円に増額したことが買い材料視された。同証券ではコスト削減によって下値余地が縮小したことや、従来以上にサードパーティーのブラウザゲームが健闘していることを評価した。
■シャープ <6753> 341円 +1 (+0.3%) 本日終値
シャープ <6753> が4日続伸。日経新聞が11日付で「米ヒューレット・パッカード(HP)と複写機事業で提携交渉中のシャープは10日、HPにOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで合意した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「来年1月から、中国工場で生産した高性能A3対応機をHPに供給する」という。価格は1台500万円以上とみられ、年間数10億円の増収効果が見込めるとしており、将来的な収益貢献に期待した買いが向かった。
■プレス工業 <7246> 429円 -21 (-4.7%) 本日終値 東証1部 下落率10位
10日、プレス工 <7246> が100億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが嫌気された。調達資金99億7500万円のうち、自動車関連として13億円を国内工場の生産ライン更新や能力増強に、55億円をタイとインドネシアの海外子会社への投融資資金に充当。建設機械関連事業で、11億円を中国子会社への投融資に充てるほか、残額を借入金の返済に充てる。転換価格は594円で、発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は14.77%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。
■フジコピアン <7957> 192円 +17 (+9.7%) 本日終値
10日、フジコピアン <7957> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.17%にあたる50万株(金額で9000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は12月11日から14年6月30日まで。
■TASAKI <7968> 821円 +51 (+6.6%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
10日、TASAKI <7968> が13年10月期の連結経常損益を従来予想のトントン→1.6億円の黒字(前々期は6.6億円の赤字)に上方修正したことが買い材料。百貨店などでの販売好調で、主力の国内小売り事業の売上が想定を上回ったことが寄与。円安による為替差益の発生も利益を押し上げた。
■ケア21 <2373> 2,297円 +7 (+0.3%) 本日終値
10日、ケア21 <2373> [JQ]が決算を発表。13年10月期の連結経常利益は前々期比3.6%増の5.2億円に伸び、14年10月期も前期比68.9%増の8.8億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。前期は在宅系介護、施設系介護とも新規事業所・施設の開設などを推し進め、売上高の拡大に注力した。今期も積極的な在宅介護や介護施設の拠点新設で21.2%の大幅増収を見込む。また、今期の期末一括配当を10円増の50円に増配する方針を示したことも支援材料。
■トミタ電機 <6898> 149円 -23 (-13.4%) 本日終値
10日に決算を発表。「8-10月期(3Q)経常は赤字転落」が嫌気された。
トミタ電機 <6898> [JQ] が12月10日大引け後(16:00)に決算を発表。14年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は2300万円の黒字(前年同期は4400万円の赤字)に浮上し、通期計画の2700万円に対する進捗率は85.2%となった。
⇒⇒トミタ電機の詳しい業績推移表を見る
■サイバーエージェント <4751> 4,520円 +90 (+2.0%) 本日終値
11日付の朝刊で「14年に東証1部に上場目指す方針」と一部報じられたことが買い材料視された。
株探ニュース